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東海地方 お盆休みは台風7号の動向と猛烈な暑さに注意


東海地方は、台風6号からは離れていますが、きょう8日も、三重県南部を中心に断続的に雨雲がかかっています。週末からは、新たに発生した台風7号が東海地方の天気に影響する可能性があります。お盆休みは、今後の台風情報と猛烈な暑さに注意が必要です。

●72時間降水量

きょう8日15時までの72時間降水量は、三重県大台町(宮川)で315.5ミリ、三重県尾鷲市で212.0ミリ、三重県御浜町で211.5ミリとなっていて、三重県南部や静岡県沿岸の地域で、雨量が多くなっています。これまでの雨で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まります。引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

●台風6号・台風7号 今後の進路・東海地方への影響は?

台風6号は、きょう8日15時現在、屋久島の南約100kmにあって、北北西へゆっくり進んでいます。あす9日は、九州の西の海上を北上し、10日(木)の朝には、朝鮮半島に進むでしょう。
また、台風7号が、きょう8日9時に発生しました。15時現在、南鳥島近海にあって、ほとんど停滞しています。13日(日)頃には、本州の南海上まで北上してくる予想です。進路にまだ幅はありますが、お盆休みの天気に影響する可能性が出てきました。

【東海地方への影響は?】
台風6号の影響は10日(木)頃までで、湿った東から南東の風が流れ込み、特に、あす9日は、湿った空気の流れ込みが強まるでしょう。また、台風6号が日本から遠ざかった後も、週末からは、今度は台風7号の影響を受けそうです。
安定した夏空とはならず、変わりやすい天気、局地的な大雨に引き続き注意が必要です。帰省の際は、最新の台風情報を確認するようにしましょう。

●週間天気 40℃に迫る日も お盆休みは猛烈な暑さ

三重県では、南部を中心に雨が長引く可能性があります。晴れマークの地域でも、ザっと雨が降ったり、変わりやすい天気が続くでしょう。週末からは、最高気温が体温超えの日が続出し、内陸部では40℃近くまで上がる日もありそうです。お盆休みは外出先の気象情報、気温などに気をつけながら、安全に楽しくお過ごしください。

●土砂災害の前兆

台風が接近すると、大雨の恐れがありますが、大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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