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強い台風2号 さらに発達予想 非常に強い勢力に 日本への影響は


強い台風2号は、今後さらに発達し、24日(水)に非常に強い勢力になるでしょう。台風は西よりに進み、26日(金)はフィリピンの東へ進む予想です。その後の進路の予想には幅があるような状況ですが、台風の進路によっては沖縄では影響を受ける恐れがあります。また、来週は本州付近には前線が延びる予想で、最新の情報に注意が必要です。

●強い台風2号 さらに発達予想

22日(月)18時現在、強い台風2号はカロリン諸島を北北西へ進んでいます。

台風2号は発達しながら北上する予想で、24日(水)頃には非常に強い勢力でグアムに直撃する予想です。グアムでは大荒れの天気となる恐れがあります。その後は台風は西よりに進路を変えるでしょう。海面水温の高い領域を進むため、さらに発達する予想です。26日(金)は中心気圧が925hPaまで下がり、中心付近の最大風速は50m/sが予想されています。

●列島への影響の可能性は?

その後の台風の進路予想には、まだ幅があるような状況です。台風は太平洋高気圧の縁に沿って進みますが、太平洋高気圧の勢力の予想に幅があるためです。予測モデルによって台風の北上のタイミングや転向するタイミングに不確定さが大きくなっています。

まだ予想に幅があるものの台風の進路によっては、沖縄では、来週前半に台風の影響を受ける恐れがあります。また、29日(月)頃から本州付近に前線が延びる予想です。熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になり、活発な雨雲がかかる恐れがあります。

今後も最新の台風情報、気象情報に注意が必要です。

●大雨シーズン・台風シーズンに備えて 避難場所や避難経路の確認を

大雨シーズン、台風シーズンが近づいています。いざ、避難する場合に備えて、あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておくことは、とても大切です。その際、ポイントが3つあります。

①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。

②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。

③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。

もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。

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