あすからの3連休は、台風14号の影響で大雨や大荒れの天気となる恐れがあります。最新の台風情報に注意し、早めの対策が必要です。
●台風14号は19日ごろに四国地方へ最接近
台風14号は、16日9時現在、大型で非常に強い勢力へと発達し、時速10キロの速さで西へ進んでいます。今後は北上を続け、18日朝には九州の南海上に達し、次第に進路を東よりに変えながら19日にかけて九州から中国地方付近へと進む見込みです。四国地方には19日ごろに最も接近すると見られます。
●雨と風の予想 あす17日から大雨に警戒 18日から19日は暴風にも警戒
四国地方ではあす17日は、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に断続的に雨が降るでしょう。雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所もあり、局地的に大雨となる恐れがあります。
また、18日から19日にかけても雨が降り、台風の進路によっては台風本体の雨雲がかかる可能性があり、さらに雨量が多くなるおそれがあります。
あすは次第に東寄りの風が強まり、18日から19日にかけては、東寄りから南寄りの風がさらに強まって大荒れの天気となるでしょう。暴風にも警戒が必要です。
また海上では波が高くなるため高波や、沿岸部では満潮時刻を中心に高潮にも注意してください。
●きょうの晴れ間を利用して早めに台風への備えを
きょうの四国地方は、夜は雨の降る所もありますが、日中はおおむね晴れる見込みです。側溝の掃除をしたり、屋外の飛ばされそうなものを取り込んでおくなど、きょうのうちにできるだけ台風への備えをしておきましょう。また3連休でお出掛けを予定されていた方は、計画の見直しも検討しましょう。
