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夏の終わりの危険な暑さ 関東以西は連日35℃以上の猛暑日 体温超えの残暑いつまで


8月も下旬ですが、夏の太平洋高気圧がここにきて強まります。あす26日から関東以西では、連日35℃以上の猛暑日続出となりそうです。少なくとも、今月いっぱい猛烈な暑さが続く見込み。気象庁から高温に関する情報も発表されています。熱中症に厳重な警戒が必要です。

●猛暑日日数 去年より少ない

今月8月は、上旬(10日)まで厳しい暑さとなりました。気温を観測している920地点あまりの観測点の内、約7割~8割で30℃以上の真夏日、35℃以上の猛暑日地点は連日100地点以上、5日・6日は200地点を超えました。しかし、11日からは停滞する前線や湿った空気の影響で全国的に雨で、九州など西日本中心に記録的な大雨に。お盆期間中は、東京都心で最高気温20度くらいと、羽織る物がないとヒンヤリする日もありました。
今年の猛暑日日数をみますと(8月24日まで)、札幌は3日と観測史上最多となりましたが、東京は1日。札幌よりも少なくなっています。また、去年の猛暑日日数と比べても、関東~九州は少なくなっています。

●8月いっぱい猛烈な暑さ

ただ、このまま秋に突入とはなりません。ここにきて、夏の高気圧が勢力を強めます。あす26日から関東~九州では、連日、最高気温35℃以上の猛暑日となりそうです。気象庁は、きのう(24日)、高温に関する情報を発表。あす26日から31日にかけて東日本と西日本では35℃以上、沖縄・奄美では33℃以上と、気温の高い状態が通く見込みです。
8月も下旬ですが、関東以西は連日35℃以上の猛暑日となるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。特に、名古屋や大阪では、29日(日)にかけて36℃予想の日も。気象庁の最高気温の予想は幅をもたせていて、34℃~38℃と予想している日もあります。体温を上回る危険な暑さの日もありますので、熱中症に一層の警戒が必要です。

●残暑いつまで?

例年、9月に入っても、上旬~中旬にかけては、まだ厳しい残暑が戻ることがあります。各地の猛暑日(35℃以上)が最も遅かった記録をみると、東京と名古屋は9月12日、大阪は9月22日、福岡は9月20日です。ただ、9月も下旬に入り、秋の彼岸を迎える頃になると、猛暑日は観測されなくなります。
9月中旬頃までは、危険な暑さが戻ることがあるため、この先も熱中症に厳重な警戒が必要です。

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