今日(22日)15時までの北海道は、一番冷え込んだ上川地方の下川で‐2.4度と、17日から6日連続で道内では‐2度を下回る日が続きました。アメダス整備が始まった1976年以降、5月中旬以降にここまで冷え込んだ日が続いたのは初めてのことでした。

●寒さの続いた北海道

今日(22日)朝の北海道は、最低気温が最も下がったのは上川地方の下川で‐2.4度でした。道内では17日に宗谷地方の稚内空港で-2.3度、18日に宗谷地方の稚内市沼川で-4.3度、19日に根室地方の中標津空港で-4.9度、20日に紋別地方の西興部で-3.1度、昨日21日に上川地方の幌加内町朱鞠内で-3.5度まで下がっており、6日連続で‐2度を下回る地点があったことになります。
アメダス整備が始まった1976年以降、5月中旬から真夏にかけてでここまでの冷え込んだ日が続いたのは初めてのことです。
なお、これまでの最長は1981年と1996年、1999年の5日連続でした。

●寒さの原因は高気圧

この期間、北海道にはサハリン方面からオホーツク海に中心を持つ高気圧が張り出していました。
この時期のオホーツク海の海面水温は5度前後と冷たいため、こちらの方面の高気圧が優勢となると北から東よりの風に乗ってオホーツク海から海水によって冷やされた冷たい空気が北海道に流れ込みます。また、高気圧の中心付近では風もあまり強まらない傾向にあり、夜から朝にかけては放射冷却現象によって内陸中心にさらに気温が下がったと見られます。

●オホーツク海高気圧は勢力を弱めて気温上昇へ

オホーツク海に中心を持った高気圧は、次第に千島の南へと中心を移しています。
このため北海道付近は南よりの風が卓越し、明日(23日)以降気温が上昇傾向となるでしょう。明日の最低気温は平年並みに戻るため、明日は-2度まで下がる地点はなく、記録継続にはならない見込みです。