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南の海上に渦を巻く雲 「熱帯低気圧」発生




南の海上には台風のたまごともいえる「熱帯低気圧」があります。衛星画像でみても発達した雲がまとまりつつあります。



●南の海上には熱帯低気圧


記録的な大雨や暴風をもたらした台風19号が大きな爪痕を残したばかりですが、南の海上にはまた台風のたまごともいえる「熱帯低気圧」が発生しています。衛星画像をみても、南の海上には白く輝く雲がまとまってきている様子が分かります。

熱帯低気圧とは、熱帯や亜熱帯の海で発生し、暖かい海からの大量の水蒸気をエネルギー源とする低気圧です。熱帯低気圧が発達して、中心の風速が17.2メートルを超えたものが台風となります。


上の画像は米国大洋大気庁天候予報センターの予想です。台風発生の確率が高くなると赤と白の斜線で表現されますが、今のところ、日本付近には確認できません。

また、気象庁でも今後、台風になると予想される熱帯低気圧は台風情報の中に、熱帯低気圧aなどと表現されますが、今のところ表現されていません。


ただ、南の海上の海面水温は30度前後(ピンクで表示)と高く、台風まで発達してもおかしくない状況です。この熱帯低気圧の動向はまだはっきりしませんが、まだ南の海上に注意が必要になりそうです。


●台風は一年を通じて発生


10月も後半になりましたが、台風は一年を通して発生しており、この先、発生しても決して珍しいことではありません。上の表を見てみますと、平年の10月の発生数は3.6個、11月の発生数は2.3個です。接近数は10月は1.5個、11月は0.6個です。11月になると主に沖縄や伊豆諸島・小笠原諸島で影響を受ける年がありますが、過去には11月でも上陸した台風もあります。1990年の台風28号で、11月30日に和歌山県白浜町の南に上陸しました。これは1951年に統計を取り始めてから、最も遅い上陸となった台風です。


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