土日は全国で国際宇宙ステーションを見るチャンス。日曜は満月、フラワームーンも。気になる週末のお天気です。

●「きぼう/国際宇宙ステーション(ISS)」と「満月」

奄美が14日に、沖縄が16日に梅雨入りし、本州でも汗ばむ陽気の日が増えて、季節の歩みを実感します。天気予報では来週前半に広い範囲に傘マークがついていますが、広く雨雲がかかる前の、今週末にぜひ楽しんでいただきたいのが、「きぼう」と「満月」です。
「きぼう」とは、地上から約400km上空に建設された実験施設「国際宇宙ステーション(ISS)」の、日本実験棟の名前です。サッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。週末にかけて全国のあちらこちらで「きぼう」の光を見るチャンスがあります。
そして19日(日)の「満月」は、「令和最初の満月」です。“令和初もの"が好きな方にとっては、見逃せない満月ですね。アメリカの先住民族は5月の満月を「フラワームーン」と呼んでいたとか。花咲く季節、夜空に咲く明るい光の花をじっくり眺めてみたいものです。

●「きぼう」が見えるのはいつ?どこで?

週末にかけて「きぼう」を見るチャンスは数回ありますが、全国的に見ることができるのは18日(土)夜と、19日(日)夜です。JAXA・宇宙航空研究開発機構によりますと、18日(土)は20時半前後に札幌から那覇にかけての広い範囲で最大仰角(仰角とは地平線からの角度)が45度より高くなり、「きぼう日和」です(図を参照)。東京や那覇も最大仰角が30度から45度と、他の地域よりは角度が低くなるものの、高い建物を避ければ見やすいでしょう。
気になる天気ですが、西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなるため、沖縄や九州、中国、四国は雨雲がかかって観察にはあいにくの天気です。近畿や東海、北陸、関東は曇り空で、場合によっては雲に隙間があるかもしれません。最新の予報をチェックしましょう。東北や北海道は晴れて、きぼうを見られる所が多い見込みです。

●日曜日は「きぼう」も「満月」も

また、19日(日)は19時40分頃から全国的に「きぼう」が見られます。沖縄や九州、四国は曇り空、中国地方や近畿も雲が多めと、すっきり晴れとはいきませんが、18日(土)よりは雲の切れ間から見られるチャンスがありそうです。東海や関東、北陸、東北は晴れたり曇ったり、北海道は晴れる所が多いでしょう。
さらに19日(日)は「満月」でもありますので、「きぼう」も「満月」も同時に楽しめるといいですね。なお、「きぼう」の光はスマホでも撮影できるくらいの明るさですが、ツーと早く移動していくので、タイミングを逃さないように気をつけてくださいね。