本日(13日)午前9時30分、稚内地方気象台では全国で今シーズン3番目となる「利尻山」の初冠雪を観測しました。昨年は、「利尻山」が2004年10月3日以来、13年ぶりに全国での気象台で初めての「初冠雪」となりましたが、今シーズンの全国初は9月20日に観測した「旭岳」でした。

●今シーズンの利尻山は銅メダル!

北海付近は今朝にかけて日本海側を中心に雨が続き、上空の寒気の影響で、午前9時までの最低気温は、道内のアメダス173地点中61地点で5度以下となるなど冷え込みが強まりました。
12日の午後9時の時点で、稚内の上空1500メートル付近には氷点下0・9度(速報値)と10月下旬並みの寒気が入り、標高1721メートルある利尻山の山頂付近では雪が降りました。13日午前9時30分には、雲と雪が重なって判別しにくいものの気象台の職員が目視で観察をし、雪であることを確認できたそうです。写真でも雲の切れ間から山頂に細く雪渓が見えます。
今シーズン、全国の気象台で初めて初冠雪を観測したのは9月20日の「旭岳」で、続いては9月26日の「富士山」で、「利尻山」は3番目となりました。
なお、利尻山での初冠雪は、最も早い観測が2014年9月17日で、最も遅い観測は1991年と1966年の10月16日で、今年は1943年の統計開始以来、5番目に遅い観測となりました。

●山頂で雪化粧のあとは、峠で雪が積もる?!

この週末は広く晴れて行楽日和となります。
しかし、来週15日から17日にかけては日本海側で雨が降りやすくなります。特に16日から17日頃は上空1500メートル付近に氷点下3度以下の11月上旬並みの強い寒気が流れ込むため、三国峠や石北峠など標高の高い峠では雪が降り、積雪状態となる恐れがあります。
峠を越える予定のある方は、この週末のうちにタイヤ交換を済ませるようにして下さい。また、来週は各地で冷え込みが強まりますので、ストーブの点検や冬物の服を出しておくなど冬支度も進めておくと良さそうです。