近畿地方スギ花粉飛散開始

近畿地方でも、17日ごろから中部や南部でスギ花粉を連続して観測するようになりました。スギ花粉飛散開始です。

●スギ花粉観測しました

近畿地方は、16日と17日に3月並みの陽気になり、中部や南部でスギ花粉が連続して飛び出すようになりました。日本気象協会関西支社(大阪市中央区)の屋上でも、スギ花粉を観測するようになりました。顕微鏡で拡大して花粉を数える際、染色液で染めて見やすいようにしています。スギ花粉の特徴は、パピラという突起です。色んな花粉が飛んでいるため、区別してカウントしています。

●花粉症の方　今年は要注意

近畿地方では、昨年はスギ、ヒノキ科とも花粉の飛散数が例年より少なくなった所が多くなりました。今年は、スギとヒノキ科花粉の飛散数は、例年並みかやや多く、昨年に比べると2～5倍の飛散数になる予想です。昨年、症状が出なかったり軽くすんだ方も、今年は要注意です。