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今度はいつ?雪景色の舟下り 東北


真冬でもめったに見られない景色です。宮城県では25日、青空のもと雪景色と舟下りを楽しむことができました。この先も絶景を期待できるのでしょうか。東北の1ヶ月予報とともにお伝えします。


●青空に雪景色とこたつ舟


雪は積もると交通への影響などが心配されますが、時に映画のワンシーンのような景色をプレゼントしてくれます。

写真は宮城県の南部にある丸森町の冬の風物詩「こたつ舟」と阿武隈川の様子(25日)です。

こたつ舟が、日差しを受けてキラキラと輝く阿武隈川と雪化粧した川岸のなかを下っていきました。

雪が積もったままとなることが少ない丸森町では冬でもなかなか見られない景色です。


●強い冬型の影響


こんな景色を作ったのは前日の「強い冬型の気圧配置」。日本海側の雪雲が強めの西風にのって太平洋側へ流れ込み、宮城県では仙台から南の丸森町にかけてを中心に雪が積もり、天気が回復した翌日も積雪が残りました。

阿武隈ライン舟下りの船頭さんによると、この景色を見られるのは

【1】強い冬型の気圧配置で雪が降った時、もしくは【2】南岸低気圧による大雪の時だそうです。

この先はどうなるのでしょうか。


●この先の冬型は?


●今夜29日(日)~あす30日(月) 次第に強い冬型

今夜は低気圧の接近に伴い、広い範囲で雪や雨が降る見込みです。

あす日中は雪より雨の降る所が多くなりますが、次第に雨を雪に変える強い寒気が流れ込みます。

あす夜は日本海側を中心に所々で雪やふぶきとなり、太平洋側でも積もる所がありそうです。

月末で慌しくお過ごしの方もいらっしゃるかと思いますが、路面状況の変化などお気をつけください。

●31日(火)~2月10日(金) 冬型が弱い

2月1日(水)~2日(木)ごろは冬型の気圧配置が強まる見込みですが、冬型の気圧配置は長く続かない見込みです。

春の陽気となる日もあって、雪のことを忘れてしまいがちですが、まだ油断はできません。

太平洋側は気圧の谷の影響を受けやすく、しばしば太平洋側に大雪をもたらす南岸低気圧の影響を受ける可能性があります。

●2月11日(土)~24日(金) 冬型が強まる時期も

冬型の気圧配置が強まって、荒れた天気となることもあるでしょう。日本海側だけでなく、太平洋側にも雪雲が広がって雪の積もることもありそうです。

弱いながらも花粉症の症状が出てきて、春を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、この期間の気温は「平年並みか低い」予想で、厳しい寒さとなる日もありそうです。


●こたつ舟シーズン 続く


東北のこたつ舟といえば、阿武隈ライン舟下り(宮城県伊具郡丸森町)のほかに、猊鼻渓舟下り(岩手県一関市)や最上川舟下り(山形県最上郡戸沢村)があります。

2月もこたつ舟のシーズンが続きます。予約が必要なプランもありますので、tenki.jpの天気予報とにらめっこしながら予定を立てるのもよさそうです。

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