５勝目のドジャース山本由伸に「素晴らしかった。彼はファンタスティックだ」ロバーツ監督も絶賛

ドジャース対ダイヤモンドバックス　4回、力投するドジャース山本由伸（撮影・藤尾明華）

＜ドジャース6－4ダイヤモンドバックス＞◇20日（日本時間21日）◇ドジャースタジアム

ドジャース山本由伸投手（25）が、7回途中7安打2失点8奪三振で今季5勝目を挙げた。最速96・8マイル（約156キロ）のフォーシームを軸にスプリット、ツーシーム、カーブ、スライダー、カットボールを交えた。球数100球はメジャー最多。昨季、ワールドシリーズに出場したダイヤモンドバックスを相手に、今季2戦2勝となった。

ロバーツ監督は山本の投球を絶賛。「素晴らしかった。7回まで投げきりたかったのだろうけど、相手の打線との兼ね合いだった。生きた速球で制球もよく、スライダーを少し多めに使って、多くの空振りを奪った。彼はファンタスティックだ」と振り返った。

ダイヤモンドバックスとは敵地で5月1日に対戦。6回5安打無失点に封じ、2度目の対戦でも圧倒した。同監督は「彼が特別なのは、全球種を交えられること。再戦でさらに2度、3度、今日の対戦で打者と当たって、違った攻めをしないといけない。いろいろな武器をもっていて、とてもいい仕事をしてくれた」と高く評価した。