<ソフトバンク2-1西武>◇19日◇みずほペイペイドーム
ドラ1左腕武内夏暉が好投も一転、西武は痛恨のサヨナラ負けを喫した。
初回に1点を先制すると、武内は8回まで無失点。プロ初完封をかけて9回のマウンドにも上がった。先頭の周東に右前打を許した直後、左足がつって無念の降板となった。代わったアブレイユが同点打、さらに近藤にサヨナラ打を献上。白星も消えた新人左腕は「またいい状態でマウンドに上がれるように」と気持ちを切り替えた。チームは今季8度目のサヨナラ負けで5連敗となり、借金は14となった。
▼武内が8回0/3を投げて1自責点。開幕4連勝は逃すも、これで初登板の4月3日オリックス戦から6試合連続でクオリティースタート(先発6回以上で3自責点以下)。2リーグ制後、新人がプロ初登板から6試合以上続けてQSは99年上原(巨人)19試合、12年野村(広島)11試合、11年沢村(巨人)8試合、15年高木勇(巨人)6試合に次いで5人目。パ・リーグの新人では初のデビュー6試合連続QSとなった。