<ポルトガル2部:オリベイレンセ1-3レイションイス>◇第34節◇19日
ポルトガル2部オリベイレンセのFWカズ(三浦知良、57)が、今季最終戦となるレイショエス戦で後半14分から出場し、今季最長の31分間プレーした。カズの出場は、2月4日の第20節ペナフィエル戦以来、14試合ぶりで、今季5試合目の出場となった。
カズは0-2の状況で1トップに入った。ピッチに立って6分後、オリベイレンセは高い位置でボールをカットすると、こぼれ球がゴール前のカズに流れ、カズがヘディングで味方にラストパス。残念ながらゴールにはつながらなかったが、随所にゴール前に入り込み、得点に絡むポジショニングは健在だった。チームはカズが入った後半22分に1点を返し反撃に出るも、後半38分に失点し1-3で敗れた。
今季は残留争いに巻き込まれた苦しいシーズンで、カズは5試合37分の出場にとどまり、得点はなかった。チームは18チーム中15位のギリギリの残留ラインで今季を終えた。