starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【日本ハム】伊藤大海7回3失点降板で今季初黒星の危機も…打線が8回に執念で追いつき無傷継続


ロッテ対日本ハム 5回裏ロッテ2死二塁、角中に死球を与え、マウンドに集まったナインを前に厳しい表情を見せる伊藤(中央)(撮影・菅敏)

<ロッテ-日本ハム>◇19日◇ZOZOマリン

日本ハム伊藤大海投手(26)が7回3失点で今季初黒星の危機も、打線が8回に執念で追いつき、無傷が継続となった。

1回、先頭の岡に右越えの安打で出塁を許すと、1死一塁からポランコに内角甘めの直球を中越え二塁打とされ、いきなり1死二、三塁のピンチを背負う。ここで4番ソトにカウント1-1から、外角を狙った148キロ直球が真ん中よりに入り、二遊間をゴロで抜ける2点適時打で先制を許した。

2回も佐藤、友杉に安打を浴び、1死一、二塁から9番小川にセーフティーバントを決められ、1死満塁とされた。岡は外角のスライダーで空振り三振に仕留め、続く高部も追い込んでから足元へのスライダーで空を切らせたが、捕手田宮が後逸(記録は捕逸)。痛い失点となった。2回までに6安打を浴びる苦しい立ち上がりとなった。

3回はフォームを試行錯誤。先頭ソトには変わらずセットポジションからの投球も、次打者角中からワインドアップから振りかぶった。角中に左前打を浴びるも佐藤、安田を打ち取り、この試合初めてロッテ打線を無失点で封じた。

4回は再び常時セットポジションに戻し、初の3者凡退のイニングを作った。

5回は1死からポランコに2本目の二塁打を浴びるど、この日2度目の2死満塁となった。安田にカウント3-1とあわや押し出しのピンチも、フルカウントから内角ギリギリの146キロカットボールで投ゴロに打ち取り、追加点を与えなかった。

6回は3者凡退に封じ、7回もソトに四球を与えるも失点を許さず。今季最多の127球の熱投だった。 8回から河野がマウンドに送られ降板となった。7回を8安打3四死球3失点(自責は2)6奪三振の粘投だった。

打線はロッテ先発小島の前に7回途中まで2点に抑えられるも、8回2死満塁で田宮が沢村から同点の押し出し四球を選んだ。この瞬間に伊藤の負けの可能性はなくなった。打線のこの粘りには、伊藤もベンチでガッツポーズを見せた。

伊藤は自身初の開幕投手を務め、試合前時点で7試合に登板し、無傷の3連勝。無傷の4連勝以上となれば、日本ハムの開幕投手では08年に5連勝のダルビッシュ、15年に7連勝の大谷に続く。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.