【京都】今季最多５失点で５連敗＆ホーム７戦全敗 前日に社長名で緊急声明出すも実らず

京都・曺貴裁監督（2024年4月7日撮影）

＜明治安田J1：京都0－5広島＞◇第15節◇19日◇サンガS

最下位20位に沈む京都サンガが、今季最多5失点を喫して泥沼の5連敗となった。この5戦は全て複数失点で計16失点、4試合連続3失点以上という惨状。

ホームでは今季7戦全敗となり、7戦のうち3失点以上が5試合で計20失点。守備の崩壊が止まらない。

この日は前半9、12、25分と立て続けに失点。京都が武器にしていた球際の強さは見られず、逆にミスも加わり、広島にやられ放題となった。ベンチ前の曺貴裁監督（55）も立ち尽くすしかなかった。後半にもさらに失点を重ねた。

クラブは17日に、6月1日付で大熊清ゼネラルマネジャー（GM）の就任を発表したばかり。

18日には公式サイトで、飯野晃社長（59）が緊急声明を発表。「今季はまだこれから24試合を残しております。ここから反転攻勢に出ることで早期に現在の降格圏から抜け出し、少しでも上位へと順位を上げるべく、クラブ一丸となって粉骨砕身、努力して参る所存です」などと現状打破を誓ったが、効果は出なかった。