<阪神-ヤクルト>◇19日◇甲子園
阪神が下位打線の猛攻でヤクルト石川雅規投手(44)の大記録を阻止した。
今季未勝利の石川は、プロ野球史上初の入団1年目から23年連続勝利がかかっていた。
2-2の4回、阪神は6番から3連打でたたみかけた。先頭のシェルドン・ノイジー外野手(29)が中前打、梅野隆太郎捕手(32)も中前打。木浪聖也内野手(29)も右前打で続いて無死満塁とした。
9番投手の才木浩人(25)はフルカウントから四球を選んで勝ち越し。さらに1番に帰って近本光司外野手(29)が右前にはじき返して2点目を入れた。
ここでヤクルトベンチは投手交代を決断。石川の今季初勝利は持ち越しとなった。