<広島-巨人>◇19日◇マツダスタジアム
広島が“惨デー・マツダ”の呪縛をようやく解いた。先発のアドゥワ誠投手(25)が3点を先制された直後の1回裏、1死二、三塁の好機をつくり、4番小園海斗内野手(23)が右翼線ギリギリにポトリと落ちるタイムリーヒット。三塁走者の秋山が生還し、待望の「今季マツダ初得点」が刻まれた。
本拠地マツダスタジアムで、今季日曜日に3試合(ほかに1試合中止あり)で23イニングを戦い、1点も取っていなかった。日曜日自体、1勝3敗2分けで、この日まで32イニング無得点と苦戦続きだった。それらをまとめて振り払った。
この勢いに乗り、2死一、二塁から末包昇大外野手(27)が左中間へ逆転の今季1号3ラン。あっという間に試合をひっくり返した。