ロッテ国吉佑樹投手(32)が縁のある地での活躍を誓った。ロッテは14日から沖縄セルラースタジアム那覇でオリックス2連戦を迎える。父が沖縄市出身で幼少期によく来ていたという国吉は「自分にゆかりのある地で試合ができるので、楽しみ」と登板を心待ちにした。
今季はここまで10試合に登板し1勝1セーブ、防御率2・45。「セーブも勝ちもいろんな場面で登板させてもらえたので、いいスタートが切れたかなと思います」とうなずいた。「ここ何年か自分のボールが投げられなくて苦しんでましたけど、ようやく体とマッチしてきたなと思います。いい感じで投げられてるので、この状態をどこまで維持できてというところだけ、気をつけています」と調子を上げてきている。
12日まではエスコンフィールドで3連戦を終えたばかり。北から南へ約3000キロの大移動。「携帯の中に映画とかアニメの動画をためて、機内はそれで乗り切ります。それがないと、することがなくなるので」とリフレッシュも欠かさない。
DeNA時代の15年以来9年ぶりの沖縄での登板。「そのときのマウンドの感じは忘れているので、新しいクリーンな気持ちで試合に行ける。普段通り、地方球場でやるんだぐらいの気持ちで試合には臨もうかなと思っています」。チームの勝利に貢献する。