レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（22）が13日にアウェーで行われるスペインリーグ第35節バルセロナ戦で、2試合連続のベンチスタートになるとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。
久保は前節ラス・パルマス戦、2試合ぶりに控えとなり、出番が訪れたのは後半44分。終了間際にドリブルを仕掛け、ペナルティーエリアに侵入するタイミングで倒されるもPKの笛はなし。チームはベッカーの活躍で2－0の勝利を挙げ、4試合ぶりに勝ち点3を獲得した。
マルカ紙はバルセロナ戦に向け、アルグアシル監督が守備を固めるためにシステムをいつもの4－3－3から5－3－2に変更する可能性があることを示唆。そして、アイエン・ムニョスとハビ・ガランが負傷欠場するため、左サイドバックに右サイドバックのトラオレかアランブルを起用せざるを得ない状況だと伝えている（※けが明けのティアニーは控え予想）。
スタメンはGK=レミーロ、DF=オドリオソラ、エルストンド、ル・ノルマン、パチェコ、トラオレ、MF＝ブライス・メンデス、トゥリエンテス、ミケル・メリーノ、FW＝ベッカー、オヤルサバル。久保は2試合連続のベンチスタートと予想されている。
カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、スビメンディ、スベルディア、ハビ・ガランの5人がけがで招集外となった。
Rソシエダードのリーグ戦成績は勝ち点54の暫定7位。来季の欧州リーグ出場権争いのライバルであるベティスが、12日のアルメリア戦に勝利して勝ち点を55に伸ばして6位に順位を上げたため、今節は勝利が必須となっている。
対するバルセロナは、ジローナに前節敗れたことで2位の座を奪われ、勝ち点73の暫定3位。来季のスペイン・スーパーカップ出場圏内の2位でフィニッシュするために、今節はRソシエダード同様、是が非でも勝たなければならない一戦となっている。
（高橋智行通信員）
