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【とっておきメモ】巨人菅野智之、昔は「三振こそが正義」だった 意識もこだわりも変え節目到達


ヤクルト対巨人 6回裏終了後、1500奪三振記念ボードを手にする巨人菅野(左端)(撮影・江口和貴)

<とっておきメモ>

<ヤクルト3-4巨人>◇11日◇神宮

巨人が722日ぶりにセ界単独首位に躍り出た。先発の菅野智之投手(34)がヤクルトを7回途中5安打2失点に抑え自身5度目の開幕4連勝。史上60人目となる通算1500奪三振を球団最速で達成した。

   ◇   ◇   ◇

菅野は経験とともに三振への意識も変わってきた。昔は「三振こそが正義だと思っていた」と言う。16年と18年と最多奪三振のタイトルも2度獲得。前に飛ばされなければ、不運な当たりの安打も生まれない。最もリスク少なく奪えるアウトと捉え、数多く狙った。

今は少し違う。ピンチの時、追い込んだ時など状況に応じて狙うものとなった。「セ・リーグは追い込まれてから当ててくる、コンタクトしてくる打者が多い。リーグ全体の三振率も毎年低下していると思う。固執していくのではなく、順応していく能力も必要。今は取れる時に取れたら。最初から三振を狙いにいくのは得点圏や、三塁にランナーがいる場面しかない」。すべては勝つために。こだわり方も変化しながら、節目に到達した。【巨人担当=上田悠太】

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