パドレスなどでプレーし17年まで現役を続けたショーン・バローズ元内野手が、43歳の若さで死去したと10日(日本時間11日)、同球団が公表した。
米紙USAトゥデー電子版のボブ・ナイチンゲール記者によると、息子が所属するリトルリーグのチームの指導中に倒れ、そのまま亡くなったという。
メジャー通算240本塁打のジェフ・バローズ氏を父に持つ同氏は、98年ドラフト1巡目(全体9位)でパドレスから指名され契約。米国代表として出場した00年シドニー五輪では金メダルに輝いた。02年にメジャーデビューし、三塁手として活躍。03年には自己最多146試合に出場して打率2割8分6厘、7本塁打、58打点を記録した。
05年オフにデビルレイズ(現レイズ)に移籍し、07年はマリナーズとマイナー契約するも6月に自由契約となった。その後は10年までプレーしていなかったが、11年にダイヤモンドバックスと契約して5年ぶりにメジャー復帰。この年は78試合で打率2割7分3厘をマークした。12年はツインズでプレーし、その後はドジャース傘下や独立リーグなどで17年まで現役を続けた。メジャー7年間で通算528試合に出場し打率2割7分8厘、12本塁打、143打点、OPS・690。