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【日本ハム】新庄剛志監督が佐々木朗希を初攻略 狙い明確「球種見極めよう」3盗塁については…


日本ハム対ロッテ 6回裏、日本ハム新庄監督(左)は走者一掃の適時二塁打を放った田宮を出迎える(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム6-3ロッテ>◇10日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(52)が初めてロッテ佐々木朗希投手(22)を攻略した。2点ビハインドの6回2死二、三塁から松本剛の右前2点適時打で追いつき佐々木を引きずり降ろした。最後は2死満塁から田宮の左翼線二塁打で一気に3点勝ち越し。新庄監督は就任後5度目の対戦で、佐々木に初めて黒星を付けた。負ければ3位転落の崖っぷちで剛腕を攻略し、2位を死守した。

   ◇   ◇   ◇

令和の怪物を攻略した。新庄監督にとって5回目の対戦で試合自体は3勝2敗。初対戦の2年前も2試合連続完全試合寸前だったが、勝者は日本ハム。だが佐々木に直接黒星をつけたのは初めてだ。新庄監督は「よう追いついてね、逆転までできるっていう。今シーズンはそれが多いんで。もう信頼して、下手な動きをせずにどっしり構えてられるっていうのはありますね」。それでも佐々木から3盗塁と足でもかきまわしたが「それは口チャック(笑い)」と珍しく、けむに巻いた。

ただ、打席での狙いは明確だった。指揮官は「追い込まれてなかなか打てるもんじゃない。球種を見極めようっていうはありましたね」。ボールになる低めのフォークは見逃し、スライダーを重点的に捉える。指示を出した八木打撃コーチは「打ちやすいスライダー、ストライクになるフォークなら行ってもいいよと。基本的には球数放らして、見送ってフォアボールを取ったのが、最後の方にじわじわ効いたかな」。6回途中まで123球。5四球を選び、佐々木を疲弊させたところで、一気に畳みかけた。

対ロッテは6勝1敗。昨季は11勝14敗と負け越し、1点差負けも5度(サヨナラ負け1回)。競り負けてきた嫌な思い出が残る相手に、しっかり勝ちを積み上げてきた。新庄監督は「去年は全部やられてたじゃないですか。今年はその逆」とニヤリ。連敗を3で止め、ここから巻き返しに入る。【永野高輔】

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