【阪神】井上広大が今季初昇格、２軍打率３割４分４厘で起爆剤なるか 小野寺暖、長坂拳弥は抹消

阪神井上広大（2024年4月23日撮影）

阪神井上広大外野手（22）が今季初めて1軍昇格することが9日、明らかになった。開幕から固定されてきた野手メンバーにメスが入る。

5月のチーム打率は2割7厘。とくに中軸に当たりが出ず、得点力が大きく低下。投手の踏ん張りで首位はキープしているが、2位巨人には0・5差と迫られ、同率最下位のヤクルト、中日とも2・5差の「混セ」になっている。

右の大砲・井上はウエスタン・リーグ22試合で4番に座り、全25試合の出場で打率3割4分4厘、4本塁打、17打点。ここ2試合連続の3安打と上り調子。起爆剤となるか。

一方、小野寺暖外野手（26）と長坂拳弥捕手（30）が登録抹消された。小野寺は10試合に出場し、打率1割2分5厘。7日広島戦（甲子園）では7回2死満塁の好機に代打出場したが、遊飛に倒れた。長坂は4月13日中日戦（バンテリンドーム）に途中出場して以降、出場機会がなかった。