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大院大高が履正社、大阪桐蔭と強豪を連破 今坂幸暉「大阪2強を倒せて、めちゃくちゃうれしい」


大阪桐蔭に勝利し、スタンドの応援席にガッツポーズする大院大高・今坂(撮影・古財稜明)

<高校野球春季大阪大会:大院大高2-1大阪桐蔭>◇6日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム

大院大高が大阪桐蔭に逆転勝ちし、11年以来13年ぶりの春季大会準決勝に進出した。

6回に1点を先制され、迎えた9回。大阪桐蔭・平嶋桂知(かいち)投手(3年)を相手に無死一塁からプロ注目の今坂幸暉(ともき)内野手(3年)が右前打をマーク。一塁走者が二塁を蹴って三塁へ向かい、右翼手の徳丸快晴外野手(3年)の三塁への送球が大きくそれ、そのまま同点のホームを踏んだ。なお無死三塁から平嶋の暴投でボールが捕手の後ろを転がる間に、三塁走者の今坂が本塁へヘッドスライディングして勝ち越した。その裏の攻撃をしのぎ、逃げ切った。

4回戦では履正社を下し、準々決勝では大阪桐蔭と強豪を連破した。4打数2安打で勝利に貢献した今坂は「大阪2強って言われてる2校を倒せて、素直にめちゃくちゃうれしいです」と話しつつ、「自分たちが目指してるのは大阪1位ではない。日本一目指してやってるんで、ここも通過点だと思ってるし、履正社、大阪桐蔭に勝ったことで満足してる人は1人もいないと思います」と堂々と言い切った。

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