西山正志氏、松陰高初代監督就任「３年後には甲子園を狙えるチームに」 桑田真澄氏らプロに輩出

松陰高校監督就任の席で挨拶する西山正志氏（撮影・寺尾博和）

学校法人山口松陰学園松陰高等学校の「硬式野球部創部兼西山正志監督就任パーティー」が27日、大阪市福島区のホテル阪神で開催された。プロ・アマ野球関係者ら約80人が集まった。

初代監督に就いた西山正志氏（72）は、PL学園コーチ、大和銀行、大院大で監督を歴任した。高校時代には、巨人2軍監督・桑田真澄氏、中日監督・立浪和義ら、多数の選手をプロに輩出した。

本校が山口県の通信制で、野球部の活動は兵庫尼崎校が中心。地元三田（さんだ）に使用するグラウンドも確保し、これから入部する人材を集めながら、実質的活動は来年4月を予定している。

同校・松本聡理事長は「いつか甲子園で優勝するという夢を追いかけたいと思います」とあいさつし、湯山俊樹校長も「3年後の甲子園出場を目指したいですね」と意気込みを語った。

西山氏は「今の時代に沿いながら熱心な指導を心がけます。兵庫県は激戦区だと思いますが、3年後には甲子園を狙えるようなチームにしたいですね」と話した。