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【新潟】リーグ6試合ぶり勝利で11位浮上 「自分が決め切る気持ちで」谷口海斗が再びの芸術弾


京都対新潟 試合後、ファンの声援に応える新潟の選手たち。左がゴールを決めた谷口(撮影・滝沢美穂子)

<明治安田J1:京都0-1新潟>◇第9節◇20日◇サンガS

アルビレックス新潟がFW谷口海斗(28)のスーパーゴールで、リーグ戦6試合ぶりの勝利を飾った。敵地京都戦の後半14分、振り向きざまの右ボレーで決勝点をマーク。今季既に2、3月度のJ1月間ベストゴールを受賞しているエースが、再びの芸術弾で1-0の勝利に導いた。通算3勝3分け3敗の勝ち点12で11位に浮上した。

   ◇   ◇   ◇

またもスーパーゴールで新潟を救った。後半14分、FW谷口が右足のトラップから振り向きざま、右ボレーで右下隅に決めた。MF松田詠太郎(22)とFW高木善朗(31)が頭でつないだパスに、相手DFを背負った背番号7が、芸術弾で完結させた。

「ゴール前で(松田)詠太郎らが粘り強く耐えてくれ、最後は自分が決め切る気持ちで、ゴールに向かって(右足を)振れた。うまく結果につながった」

全試合に出場する今季リーグ戦は、5試合ぶり3点目。逆転勝利を収めたサガン鳥栖との開幕戦でも、右ボレーで同点ゴールを決めて2、3月度のJ1月間ベストゴールを受賞していた。再びの芸術弾だった。

21年に当時J3のロアッソ熊本から移籍して4年目。J1通算30試合6得点と実績を重ねる。真横で得点を見届けたMF小見洋太(21)は「あの無理な体勢から、さすが」とうなった。J1復帰の昨季は負傷が相次ぎ、年間3得点に終わっていた谷口は「最後は全員で体を張り、勝利までもってこられた」と謙虚に喜んだ。早くも昨季の得点数に並んだ。

チームは5戦未勝利が続き、17日ルヴァン杯2回戦J2いわきFC戦では2-0の勝利を収めたが、谷口も後半途中から出場し、この日は中2日の強行軍だった。

松橋力蔵監督(55)が「0で抑え、素晴らしい対応だった」という、今季2度目の無失点も光った。チーム最年長のDF千葉和彦(38)は「体が重くて大丈夫かなと思ったが、意外といけましたね」と気力を振り絞った。これで11位に浮上し次節27日はホーム東京戦。谷口は「いい準備をしたい」と、気持ちを緩めるつもりはない。【横田和幸】

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