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【西武】今井達也7回1失点9Kと圧倒し連敗止める「さすがだ」松井監督、楽天には自身11連勝


西武対楽天 楽天に勝利し、お立ち台に上がりガッツポーズで写真に納まる今井(左)と岸(撮影・河田真司)

<西武5-4楽天>◇19日◇ベルーナドーム

今夜も楽天に無双だった-。西武の今井達也投手(25)が楽天戦(ベルーナドーム)に先発し、7回5安打1失点9奪三振と圧倒。7連敗中のチームの苦境を救い、8試合ぶりの白星をもたらした。楽天には21年10月15日の登板から11連勝。犬鷲軍団を制圧し、上位へと導く。

   ◇   ◇   ◇

トレードマークの長髪をなびかせ、今井は淡々と腕を振った。負ければ単独最下位となる楽天との5位攻防戦。重要なカード初戦を託され「もともと(連敗を)止める気持ちでいたので」と強い決意を球に込めた。初回から155キロ、156キロと古賀のミットにたたき込んだ。打線の援護を受けて「余裕を持っていけた」とキレの良いスライダーも織り交ぜ、7回まで毎回三振を奪う快投を見せた。

ピンチにも冷静だった。3回2死走者なし。1番小郷に味方の守備の乱れもあり、右中間を抜ける三塁打を許すも「僕がカバーする」とギアを上げた。2番村林をフルカウントに追い込み、9球目に縦に落ちる141キロのスライダーで空振り三振。7回には鈴木大に適時打で初失点し、さらに1死満塁を迎えたが「最少失点に抑える」と開き直った。後続をしっかり抑えて1点に食い止めた。7連敗中のチームを救う勝利を呼び込み「自分の勝ち星というより、チームが勝てるようにということだけを考えた」と連敗脱出に貢献した。

通算40勝のうち楽天戦で15勝目。21年10月15日から11連勝。対楽天戦では08~11年の金子千(オリックス)に並び、16~18年の菊池(西武)の13連勝も見据える。連勝期間の防御率も12試合で0・70と、犬鷲の前に百獣の王として君臨している。松井監督は「今井がしっかり投げてくれたおかげ。さすがだ」と手放しでほめたたえた。

5カードぶりに初戦を取り、停滞気味のチームを軌道に乗せる活躍。今井は「ボールを持っている以上、主導権は投手と捕手にあると思うので。守備ですけど、どんどん攻めて、チームも勢いづかせることができた。ここから連勝を伸ばしていってほしい」と期待を込めた。【平山連】

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