日本、スペイン戦へ調整開始＝遠藤が右膝痛で不参加―Ｗ杯サッカー

　【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で、１次リーグＥ組の日本代表は２８日、ドーハ市内で１２月１日（日本時間同２日未明）に行われるスペインとの最終戦に向けて調整を開始した。 　０―１で敗れたコスタリカ戦の先発メンバーらは、軽めの調整で疲労回復に努めた。遠藤（シュツットガルト）が右膝の痛みを訴え宿舎で過ごした。冨安（アーセナル）と酒井（浦和）は引き続き別メニューだった。 　日本は勝ち点３でＥ組２位。同４で首位のスペインに最終戦で勝てば、無条件で２大会連続の決勝トーナメント進出が決まる。森保監督は練習前に取材に応じ、「今のベストをスペインにぶつけられるようにしっかり準備していきたい」と述べた。 　日本協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまが練習場を訪問し、選手たちを激励した。　（了） 【時事通信社】