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日本の「切り札」、世界に驚きを=三笘薫、飛躍支えた大学時代―サムライ、決戦の地へ(8)・完


 A代表デビューから1年。日本を7大会連続のワールドカップ(W杯)出場に導いたオーストラリア戦の2ゴールを含め、三笘薫(ブライトン)はまだ国際Aマッチ9試合出場ながらも5得点。「より責任を持って戦わないといけない」。初めて臨む大舞台でも「切り札」として期待は大きい。  昨夏、川崎からブライトンへ移籍し、ベルギーでの1年間の武者修行を経て迎えたイングランド・プレミアリーグ1年目。W杯へ弾みをつけるように、5日のウルバーハンプトン戦で初ゴールを挙げた。リバプールなど強豪相手にも得意のドリブルで存在感を発揮し「やれる部分は多い」。力は通じていると実感する。  プロ入りから3年で、最高峰へステップアップした。「大したもの。今もできないことをできるようにし、長所を伸ばしている」。感心するのは筑波大の恩師小井土正亮監督(44)だ。  川崎の下部組織時代にトップチーム昇格の誘いを断って進んだ筑波大では、常に足元を見詰め、課題と向き合った。守備の強度、プレーの連続性、精神面―。同期の山川哲史(神戸)、高嶺朋樹(札幌)との1対1の練習は日課となり、唯一無二のドリブルが磨かれた。  「23、24歳で日本代表の中心になる」。小井土監督が課した目標設定シートに、19歳だった三笘はこう記していた。やや遅れはしたが、思い描いた道を歩んでいる。「日本サッカーの歴史を変えたい」。屈指のドリブル突破で、25歳が世界を驚かす瞬間をファンも待っている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕国際親善試合の米国戦、後半、ゴールを決める三笘(左から2人目)=9月23日、ドイツ・デュッセルドルフ
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