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オリックスの山本が2年連続沢村賞=成績突出で全会一致―プロ野球


 プロ野球でその年に最も活躍した先発完投型の投手に贈られる沢村賞の選考委員会(堀内恒夫委員長=元巨人監督)が24日、東京都内で開かれ、オリックスの山本由伸(24)が2年連続で選ばれた。2年連続受賞は2017、18年の菅野智之(巨人)以来で、金田正一(国鉄)の3年連続を含み6人目。  山本は選考基準の7項目(15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25登板、勝率6割)のうち5項目をクリア。突出した成績で全会一致での選出となった。堀内委員長は「対抗馬がおらず、一人しか選びようがない」と語った。  選考委員は委員長のほか平松政次、北別府学、山田久志の各氏で、病気療養中の北別府氏は書面で選考に参加。村田兆治氏は選考委員を辞退したため、今年は4人の委員で選考した。     ◇山本由伸の略歴  山本 由伸(やまもと・よしのぶ)宮崎・都城高からドラフト4位で17年にオリックス入団。18年に救援で54試合に登板。先発に戻り、19年に最優秀防御率、20年には最多奪三振のタイトルを獲得。21年は18勝を挙げるなど、投手4冠に輝いて最優秀選手、沢村賞に選出。今季も投手4冠。21年東京五輪日本代表。178センチ、80キロ。右投げ右打ち。24歳。岡山県出身。(了)【時事通信社】
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