ウクライナと親善試合＝日本協会の支援活動―ビーチサッカー

　ビーチサッカーの国際親善試合が１日、兵庫県明石市の大蔵海岸公園で行われ、日本代表がウクライナ代表と対戦した。 　ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの日本サッカー協会の支援活動の一環。１、２の両日に２試合が組まれ、初戦は互いにオーバーヘッドでゴールを決めるなど熱戦となり、日本が４―２で競り勝った。 　ウクライナのミコラ・コステンコ監督は「このような試合をしていただき、ありがたく思う」。会場には日本への避難民などウクライナの人々が国旗を振って応援する姿もあり、「遠い国で同胞の応援をもらえて感謝。思いを共有できる相手がそばにいることは力になった」と話した。 　日本協会の田嶋幸三会長は「われわれは、政治とは違った形でサポートしていきたい。Ｕ１７（１７歳以下）などの合宿で日本に来てもらったり、さまざまなカテゴリーでも試合ができたりすれば」と支援を継続していく考えを示した。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕ビーチサッカーの試合後、ファンに手を振る日本とウクライナの選手ら＝１日、兵庫県明石市の大蔵海岸公園 〔写真説明〕第２ピリオド、シュートを放つウクライナのボルスク（左）＝１日、兵庫県明石市の大蔵海岸公園