starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

若手に負けじと再び世界へ=35歳「Kaku」の角谷さん―ブレイクダンス


 2024年パリ五輪で初めて実施されるブレイクダンスの最高峰「Red Bull BC One」の世界大会(11月12日、ニューヨーク)への切符を懸けた決勝が、25日に山口県下関市で行われる。「Kaku(カク)」のダンサーネームで活躍する角谷直人さん(35)は過去2度出場の実力者。10~20代のトップ選手が多い中で、負けじと挑戦を続けている。  兵庫県西宮市出身。15歳からダンスを始め、西日本で「聖地」とされる大阪・難波の商業施設「OCAT」内の広場で練習を重ねた。「僕にとっては原点とも言える場所」。これまでに国内外で積み重ねたタイトルは100以上。今もなお、第一線で活躍している。  身長157センチと小柄ながらダイナミックな技が持ち味。頭を軸に回転する「ヘッドスピン」や、両手で倒立した状態で回転する「2000(ツーサウザンド)」で会場を沸かせる。「逆立ちは立っているのと同じくらいの感覚。それくらい自信がある」と笑って話す。  世界大会出場は2009年が最後。パリ五輪での実施が決まった20年以降、競技性が一気に高まった実感がある。「動きや技のスピードがすごい。自分が世界大会に出た頃のすごい技は、今なら片手でやっているようなもの」。SNSで技を披露し合い、レベルがさらに上がっているという。  パリ五輪出場枠は男女各16人(各国・地域各2人まで)。日本男子はレベルが高く、代表入りは決して容易ではないが「挑戦する姿を見せるのは誰でもできる。もちろん、目指している」。少年のような屈託のない笑顔に闘争心をのぞかせた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ポーズを取るプロダンサーの角谷直人(Kaku)さん=8月27日、東京都渋谷区 〔写真説明〕ブレイクダンスの「Red Bull BC One Cypher Japan 2022」の大阪予選で演技する角谷直人さん(ダンサーネーム・Kaku)=8月13日、大阪市(Jason Halayko/Red Bull Content Pool提供)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.