小林陵侑、新シーズンへ強化＝土屋ホームが合宿公開―スキージャンプ

　北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子で金、銀メダルを獲得した小林陵侑が所属する土屋ホームが２３日、沖縄県宮古島市で恒例の合宿を報道陣に公開した。連日、休憩を挟みながら午前７時前から午後９時までジョギングやバランス感覚のトレーニング、球技などに取り組み、新シーズンに向けて体を鍛える場。小林陵は「こうしてチームで練習できて、最高。とにかく一日を大切に、けがのないようにしたい」と話した。　 　梅雨空で断続的に雨も降る中、小林陵は兼任監督の葛西紀明と談笑しながら、リラックスした様子で取り組んだ。２０２１～２２年シーズンは五輪以外でも活躍し、ワールドカップ（Ｗ杯）と伝統のジャンプ週間の総合優勝も達成。新シーズンは世界選手権が控えており、「（これまで好成績を）出せていないので、出したい」と意欲を示した。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕ロープ状の器具とボールを使い、バランス感覚を鍛える小林陵侑＝２３日、沖縄県宮古島市 〔写真説明〕車輪付きの板に乗り、助走の練習をする小林陵侑（右手前）と葛西紀明（同奥）＝２３日、沖縄県宮古島市