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守り切ったマンC=なりふり構わず4強―サッカー欧州CL


 マンチェスター・シティーは、第1戦で手にした1ゴールをなりふり構わず守り切った。後半ロスタイムの12分すぎまでアトレチコ・マドリードの猛攻を耐えしのぐと、選手たちは肩を組んで喜びを分かち合った。  一方的に攻め続けた第1戦と同様、前半はボールを支配して主導権を握った。だが、後半は立場が逆転。高い位置から圧力をかけてきたアトレチコに押し込まれ、防戦一方の展開を強いられた。  デブルイネ、ウォーカーが負傷交代してさらに苦しい状況に。終盤は遅延行為もいとわず逃げ切りに徹し、いら立った相手選手との小競り合いが相次ぐ中、スコアレスで第2戦の終了を迎えた。  3日前の国内リーグでリバプールと激しい首位決戦を戦ったばかり。選手は疲労の色が濃く、持ち前のスマートなパスサッカーを貫くことはできなかった。グアルディオラ監督は「相手に押し込まれ、プレーを忘れてしまった。負けていてもおかしくなかった」。辛くも4強入りしたことを認めた上で、「問題は多いが、きょうのところはクラブ史上3度目の準決勝進出を喜びたい」と疲れた表情で語った。(マドリード時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アトレチコ・マドリードとの準々決勝第2戦で競り合うマンチェスター・シティーのフェルナンジーニョ(中央手前)=13日、マドリード(AFP時事)
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