日本ハム「近藤監督」白星＝プロ野球オープン戦

　日本ハムの新庄監督は、「野手の目線では、どういうスタメンでくるのか」との意図で、この日の采配を近藤に託した。オープン戦初戦では、これを投手の上沢に任せている。 　０―１の五回１死一、三塁。「近藤監督」は打席の状況などをにらみながらスクイズのサイン。難なく決めた清水は、「セーフティースクイズの準備はしていた」と胸を張った。六回に勝ち越し打を放った浅間も「普段お世話になっている方が監督で、何とか打ちたいと思っていた」と喜んだ。 　自身の出番はなかったが、初采配を白星で飾った近藤は「すごく勉強になった。選手がどういう動きをしているのか、全く違った目線で見た」。実りの多い体験となったようだ。（了）【時事通信社】