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山中、3年8カ月ぶり復帰戦=硬膜下血腫から再起、TKO勝ち―ボクシング


 世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級元王者で、2018年に硬膜下血腫のため引退した山中竜也(26)=真正=が6日、神戸市立中央体育館で行われたライトフライ級6回戦で復帰し、須藤大介(27)=三迫=を5回1分52秒TKOで下した。山中の戦績は17勝(6KO)3敗、須藤は7勝9敗3分け。  山中は18年7月に2度目の防衛戦で判定負けし、直後に硬膜下血腫と診断され引退。約3年8カ月ぶりの復帰戦となったこの日は1回に右でダウンを奪うなど、強打で終始圧倒した。山中は「きょうは思った以上に緊張した。以前の自分を超えるのが課題で、次はもっと進化した姿を見せる」と語った。次戦は8回戦の予定。  日本ボクシングコミッションは頭蓋内出血があった選手のライセンスは失効としていたが、昨年ルールを改定。後遺症がなく、再発の可能性が健常者と変わらないと判断された場合はライセンス再発行を認める新規定が山中に適用された。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕復帰戦で勝利した世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級元王者の山中竜也=6日、神戸市立中央体育館
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