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立命館大学大阪いばらきキャンパスに使用済ペットボトル回収装置を導入


「BOTTLE to BOTTLE」社会実証実験を開始

2023年5月18日

立命館大学
ティーエムエルデ株式会社

                            
~クラウドファンディングによる資金調達で目標額を達成~ 立命館大学大阪いばらきキャンパスに使用済ペットボトル回収装置を導入 「BOTTLE to BOTTLE」資源循環に関する社会実証実験を開始                          
立命館大学経営学部 中村真悟教授は、立命館大学大阪いばらきキャンパス(以下、OIC)内に使用済ペットボトル回収装置(以下、回収装置)を設置するため、クラウドファンディングに参加し目標額を達成しました。つきましては、5月13日にティーエムエルデ株式会社(本社:滋賀県長浜市 代表取締役社長:髙橋康之 以下、TMエルデ)が開発・提供する回収装置をOICに設置し、構内で発生する使用済みPETボトルの高純度循環システムの構築、効果検証に関する約1年間の社会実証実験を開始します。

本件のポイント
■ ペットボトル回収を通じ、CO2削減効果の「見える化」と、資源循環という社会課題解決を目指す
■ 使用済ペットボトル回収装置をOIC内に導入することにより、「(ゴミ)を捨てる」から「(資源)を提供する」へ学生・教職員の意識変化を促す
■ 1年間の実証実験で、使用済み資源を活用した「拠点回収型」循環システムの効果検証・持続的条件の解明を目指す

本プロジェクトでは、回収装置の設置に必要な資金を調達するため、ブルーバックス・アウトリーチ(運営:株式会社講談社)を通じたクラウドファンディングに参加し(※)、締め切りまでに必要な支援が集まり目標金額(60万円)を達成することができました。
回収装置導入・設置は、TMエルデの支援を受けました。「Bottle to Bottle」を促進させるために、ペットボトル回収時に環境省が推進する環境活動ポイントプログラム「エコ・アクション・ポイント」を付与すること、回収装置のデザインに特徴を持たせることで、OIC構成員への資源循環に関する啓蒙を行います。
さらに本活動を広く認知させるため、2023年5月21日にOICで開催される大学と地域の交流イベント「いばらき×立命館DAY 2023(OIC EXPO)」に本プロジェクトに協力する学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」が出展予定です。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202305175684-O3-5xOq1y82

※本学2023年3月23日プレスリリース参照
https://www.ritsumei.ac.jp/profile/pressrelease_detail/?id=826

 Bottle to Bottleとは、使用済ペットボトルを原料化し再びペットボトルとして再生利用する取り組みです。これは、プラスチックの資源循環やCO2削減、海洋プラスチックごみ問題解決に貢献すると考えられています。
 ペットボトル回収・再生の取組は各地で既に行われていますが、回収時にラベルがはがされず蓋が付いたまま回収されることが多いため、回収後、再度ペットボトルに再生される割合は約2割に留まっています。この再生比率を上げペットボトルを資源循環させる必要があります。
 中村教授と学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」は、この活動を促進するために、大阪いばらきキャンパスでペットボトル回収実験や啓蒙活動を行ってきました。今回のクラウドファンディングでは、大阪いばらきキャンパス内に専用回収機(リバースベンディングマシーン)を導入し、回収したボトル数やCO2削減効果を見える化し、大学内で学生・教職員が環境に興味を持つ機会を創出し、大学内でのリサイクルシステムの構築を目指します。

■学生団体「Bottle to Bottleプロジェクト」
使用済ペットボトルを原料化し再生ペットボトルとしてリサイクルする(水平リサイクル)仕組みを大学内に構築するために2021年から活動中。
<メンバー>
 ・8名(経営学研究科院生、経営学部学生)
<活動内容>
 ・キャンパス内にペットボトル回収箱を設置し回収実験を行う
 ・ペットボトル再生に関わる企業との交流や工場視察
 ・ペットボトル水平リサイクルに関わる学習ツアーの開催

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202305175684-O6-cB5i48B8

■ティーエムエルデ株式会社について
社名のエルデ(Erde)は地球を意味し、地球上の誰もが暮らしやすく、豊かな生活を送れるよう、創業以来、環境問題への取り組みを社業として「豊かな未来の環境づくり」を目指してまいりました。全国250か所以上に設置した無人リサイクルステーション「ecoひろば」はじめ、飲料容器回収システム、エコドーム、廃食用油燃料製造装置、生ごみ処理機等を展開する他、2019年からは、環境共通ポイントプラットフォーム「エコ・アクション・ポイント(EAP)」事務局も運営しています。
・URL:https://www.tm-erde.co.jp/

■エコ・アクション・ポイント(EAP)について
環境配慮行動(環境に優しい商品の購入・サービスの利用など)=エコアクションに特化し、2008年から展開している全国共通環境ポイントです。
参加者がEAP公式アプリ(無料)をダウンロードし多様な分野で対象エコアクション
を行うことで参加事業者(自治体、企業、団体など)からポイントがもらえ、様々な商品
などに交換できます。また同時に、参加者ごとに環境貢献が環境省認定のもと数値
化のうえアプリ上で累計・可視化され、環境意識を高められるのも大きな特長です。
各エコアクションは、「地球温暖化対策(CO2削減)」を筆頭に「生物多様性/自然
保護」「廃棄物対策/3R」「公害対策/化学物質管理」を軸としており、個人の生活
レベルでの環境意識行動の蓄積から地球環境保全を実現していきます。
最近ではSDGsが注目される時流とともに、環境対応商品の販売促進や環境貢献
活動にEAPを活用する先が増え、「食ロス抑止」「脱プラスチック」など、環境保全を
より多様な行動から深化させる傾向がでてきています。
・URL:https://www.eco-action.jp/
  
本リリースの配布先: 大阪科学・大学記者クラブ、環境省記者クラブ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202305175684-O7-Y5V1ZseC
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202305175684-O9-0UZyOo06

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