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「わたしの電話健康相談エッセイ」受賞作品発表


応募総数83本!学校生活、妊娠・子育て、社会人生活や離れた家族のサポートまで、多種多様な利用方法あり

 
2023年3月29日
ティーペック株式会社

「わたしの電話健康相談エッセイ」受賞作品発表 応募総数83本!学校生活、妊娠・子育て、社会人生活や離れた家族のサポートまで、多種多様な利用方法あり

24時間健康相談などの健康付帯サービスを提供するティーペック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:鼠家 和彦)が募集した「わたしの電話健康相談エッセイ」の受賞作品が決定しましたので発表致します。

応募数83作品から20作品が入選しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
入選作品はティーペック株式会社のHPにて公開中。ぜひ、ご覧ください。
https://www.t-pec.co.jp/news/newsrelease/2023-0329/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303244225-O1-Y51B90xl

 

結果発表と受賞作品の紹介
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303244225-O2-LFIR2X84
電話越しのお医者さん (saya 京都府 27歳 女性)

「 電話のお医者さんに聞いてみさいや。」

祖母が余りにも真面目な顔で私に言うので、ついつい笑ってしまった。
電話のお医者さんとは、電話健康相談のことだ。
対応してくださるのは看護師さんや保健師さんといった医療関係者の方がメインであるが、3年前、初めて電話健康相談について祖父母に説明した時、彼らは「ほんなら、電話でお医者さんに繋がるんやね。」と納得していたので、家ではそう呼ぶことになった。

私の祖父母は人口3000人程度、大きな川と可愛らしい山々に囲まれた町に暮らしている。
自然豊かで作物をご近所さんと分け合ったり、温かい人々が沢山いるが、高齢化が進み、シャッターが下ろされたお店も多く、車必須の田舎である。盆と正月には必ず帰省するが、祖父母は年々体の不調が増えていると嘆いていた。特に、事故や加齢による関節の痛みが酷いらしい。月に一回は持病の薬をもらいに行くらしいので、気になることがあるなら、その時にお医者さんに相談しないといけないよ、と毎回言うのだが、ついつい忘れてしまったり、このくらいならと言い出しにくい気持ちがあるらしい。

とはいえ、最寄りの病院までは車で30分もかかり、二人の体力も考えると、いつもの通院以外では気軽に通える距離ではない。私も片道5時間以上かかる場所に居り、何かあっても直ぐには駆けつけられないため、二人の健康はいつも気がかりだった。

「それなら電話健康相談を教えてあげれば?」
ある日会社の先輩と世間話をしていたら、偶然にも祖父母の話になり、電話健康相談の存在を知った。
無料でいつでも電話相談できるなんて、田舎の祖父母にピッタリではないかと思った。早速その話を祖父母にしたところ、冒頭の「電話のお医者さん」の話に戻るのであった。

初めての利用時は祖父母の横について様子を見守った。祖父は膝の痛みを、祖母は高血圧について相談しており、電話の向こうの女性は優しく丁寧にアドバイスしてくださっているのを聞いた。二人は大変満足したようで、今では気になることがあればちょくちょく電話をかけているそうだ。

医療に詳しい方と話すことで、自分の症状を客観視できるようになったらしく、普段の通院でも担当の先生にきちんと日常の困りごとや疑問を話せるようになったと喜んでいた。病院に行く前のワンクッションとして、電話健康相談をフル活用しているとのことだった。

「電話のお医者さんに聞いてみた?」祖父母によく投げかける言葉がまさか自分に返ってくるとは。すっかり電話健康相談が生活に馴染んでいるのだなと安心する気持ちになるのであった。これからも、祖父母の健康をよろしくお願いします。

◆受賞者メッセージ
24時間対応いただけるのが本当に助かります。夜間や休日の早朝、気づいた時など、すぐ頼れる方がいるのは心の安心がまるで違うと思います。高齢社会で、逆に不適切な救急利用も問題になる中、自分の判断が正しいかを確認する意味でも貴重なサービスだと感謝します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303244225-O3-uPiSln9X
忘れられないあの日の電話 (かおり 愛媛県 36歳 女性)

高校生の時、クラスで孤立していました。中学生までは、毎日楽しく孤立なんてあり得ませんでした。昼休みは勿論、移動教室やグループを組む時など、色々な場面で孤立は心を傷めました。日に日に辛く、耐えられなくなったけど母には心配かけたくない思いで相談できず、一人で抱え込む毎日でした。

ある日の下校時、泣きながら、いつもは通らない道で帰り、図書館のお手洗いに行きました。偶然入ったお手洗いに、相談窓口の電話番号が載っており、もうこれしかないと藁をもすがる思いで、震えながら電話をかけました。

電話口は女性でした。最初は涙で言葉が詰まる私を待ってくれて、少しずつ今の状況を話せました。誰にも言えなかったことを話せたというだけで、私の心は随分変わりました。

電話相談したから次の日から毎日楽しいというような、まるで魔法のような、そんなことではありませんが、気分的に違いました。

あの日の電話から20年経ちますが、今でもあの日の電話口の女性の声は忘れられません。電話相談を知らなかった私を救ってくれたことを一生忘れることはないでしょう。電話相談を、もっと広めてもらえたら、私のように辛い思いをしている人の救いになると思います。ネット社会の今ですが、ちょっとしたところに番号を載せてもらえたら、誰かを救う第一歩になるに違いありません。

◆受賞者メッセージ
高校を中退せず無事に卒業できたのは、電話健康相談のおかげです。ありがとうございました。直接お礼がしたい思いです。

 
私の心のよりどころ 相談室 (明日香 京都府 63歳 女性)

長い教員時代は、とにかく毎日が多忙だった。
休むこともままならず、病院にもなかなか行けない。特に担任をしている時はなおさらだ。

身体の不調を感じながらも無理を押して勤務を続け、仕事が終わると保育園のお迎えが待っている。学校では生徒のこと、家に帰ると子供のこと、夕食後は持ち帰り仕事と、いつも時間に追われながら日々を過ごしていた。病院に行く時間がなかなか取れそうにない、でも続く難聴がずっと心に引っ掛かっていた。

今まで、健康相談に電話をしたこともなかった私だが、その日、職場でもらった「24時間電話健康相談」というパンフレットをふと手にした私は、思い切ってそこにかけてみることにした。
「どうされましたか?」
恐る恐る電話をした私に、最初に優しく語りかけてくれたこの一言がどれほど私の気持ちを和ませてくれたことか。

こんな深夜に私の気持ちに寄り添って話を聴いてくれる人がいる、そんな思いがこみ上げた。それから、私の症状や今の状況について一つ一つ丁寧に聞いて下さった。

「そうだったんですね、大変でしたね。」
見ず知らずの私に投げかけてくれた言葉が私の心に沁みた。私を安堵させてくれたのは、気持ちだけではない。

もちろん「健康相談」なので、病気の診断をしてもらうわけではない。
しかし、私の話から、このような可能性があるというケースを分かり易く説明して下さる。そして、どのような専門分野を持つ耳鼻咽喉科を受診すべきか助言していただいた。私は適切なアドバイスをもとに、それに合った耳鼻科を受診し、おかげで難聴も少しずつ回復していった。

それ以後も、電話相談を利用させていただく度に、「どうされましたか?」の最初の一言にはいつも安心感を与えてもらっている。

今振り返れば、子育てと仕事と、時には老親の世話に追われながらも定年まで勤めることが出来たのも、多くの人の支えがあったからだし、その中にはこの「電話健康相談」の存在が大きかったことは否めない。

最後に私の気持ちを、この場を借りて伝えさせて下さい。「あの時は本当にありがとうございました。お陰様で定年後もまた次の職場で元気に教壇に立っています。これからも私の心と体の支えとしてどうか相談にのってください。どうぞよろしくお願いします!」

◆受賞者メッセージ
このような機会を与えて下さってありがとうございます。改めて感謝の気持ちが湧き、書かずにはいられませんでした。これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 
そのほか、入選作品は下記で全文紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
https://www.t-pec.co.jp/news/newsrelease/2023-0329/

 
ティーペックについて
https://www.t-pec.co.jp/
24時間健康相談事業のパイオニアとして1989年に設立。医師・保健師・看護師などの医療資格者を有するコンタクトセンターを運営し、セカンドオピニオン手配サービスやメンタルカウンセリング、生活習慣病の重症化予防など、健康・医療分野における社会課題の解決を目的とした事業を多数展開。2017年から7年連続で健康経営優良法人『ホワイト500』に認定。

ティーペックの24時間電話健康相談は、ご加入中の生命保険や健康保険組合などの付帯サービスで、無料で利用できる可能性があります。下記、T-PECサービス利用確認センターで利用資格をご確認ください。
0120-616-151 (日祝を除く 9:00-17:00)
※こちらの電話番号は確認専用ダイヤルであり、心理・健康相談等はできません。

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