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読売新聞とフューチャーが共同で編集DXを始動


新聞制作システムの共同開発に基本合意

2022年4月8日
フューチャー株式会社
株式会社読売新聞東京本社

 
読売新聞とフューチャーが共同で編集DXを始動 新聞制作システムの共同開発に基本合意

フューチャー株式会社(代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸恭文、東京都品川区、以下「フューチャー」)と株式会社読売新聞東京本社(代表取締役社長 山口寿一、東京都千代田区、以下「読売新聞」)は、新聞制作システム(以下「新システム」)を共同開発する基本合意を締結し、編集DXを推進するプロジェクトをスタートさせました。新システムは、記事の出稿から編集までの一連の作業を、紙面とデジタルの両方の媒体において効率的に行う「統合編集システム」の導入を柱とし、2025年春の稼働を予定しています。

プロジェクトは、新システムを共同開発することに加え、完成したシステムを新聞社各社が利用できる業界共通サービスとして提供することを目的としています。今後は基本合意に基づき、フューチャーと読売新聞の体制・役割等について具体的に検討していきます。

新システムは、フューチャーが2019年に開発したメディア業界向けコンテンツ管理システム(CMS)「GlyphFeeds(グリフィード)」をベースに、質の高い紙面づくりに長年注力してきた読売新聞の取材・記事出稿・コンテンツ編集のノウハウと、フューチャーのデジタルテクノロジーを組み合わせて構築します。
GlyphFeedsは、記事や写真、動画などすべてのコンテンツを集約管理するデータベースを備え、取材や記事出稿の予定管理から、紙面とデジタルを統合した編集・掲載作業まで、業務フローの一元化をWeb技術とクラウドサービスによって実現しています。

読売新聞は、紙の新聞を基軸に据えたうえで、読者ニーズに応えてデジタルコンテンツの充実も図る「新聞 with デジタル」という経営方針を取っています。新システムの開発によって、取材記者同士の情報共有をしやすくし、紙面とデジタルの同時編集で効果的にニュースを発信するなど、読売新聞の取材編集体制の強みを生かすことが主な目的です。さらに、マルチベンダーで複雑化したシステムの集約による維持管理コストの低減や、業務フローの効率化で取材記者や編集記者の作業負担を軽減する働き方改革など、自社のみならず、新聞業界全体の課題解決を目指します。

新システムは、読売新聞東京本社、大阪本社、西部本社、報知新聞社、福島民友新聞社の読売グループの各新聞社で共同利用します。さらに、地方紙やエリア紙をはじめ同業他社にも提供できるように開発し、編集現場のDX推進に寄与していきます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202204089747-O4-C76fD8nq

 
■株式会社読売新聞東京本社 山口寿一代表取締役社長のコメント
「新しいシステムは、記事の作成を最新技術で支援し、紙面とオンラインともに情報発信の質、量、速さのすべてを大幅に進化させるために開発します。共同開発によって、読売技術陣の内製力を高め、新聞業界のDX推進につなげます」

■フューチャー株式会社 金丸恭文代表取締役会長兼社長 グループCEOのコメント
「新システムは、リアルタイムアーキテクチャをベースに先進的かつ革新的な技術を最大限活用するものです。読売新聞社が思い描かれる未来を実現できるようDXを推進し、変革を支援してまいります」

 
■株式会社読売新聞東京本社
代表者:代表取締役社長 山口 寿一
設立:2002年7月1日(読売新聞グループ再編により新設)
業容:読売新聞は1874年11月2日創刊。世界最大の発行部数を誇る新聞事業のほか、多彩なスポーツ・文化・エンターテインメント事業を展開している。
URL: https://info.yomiuri.co.jp/index.html

■フューチャー株式会社
代表者:代表取締役会長兼社長 グループCEO
業容:最新のテクノロジーとビジネスのノウハウを生かし、「ITコンサルティング&サービス事業」と「ビジネスイノベーション事業」を2本柱に事業を展開。「経営とIT」の両面で顧客のDX推進と改革をサポートしている。         
URL:https://www.future.co.jp

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