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脳波ウェアラブルデバイスと睡眠測定サービスを開発・提供するS’UIMIN社へ出資


2021年12月20日

長瀬産業株式会社


脳波ウェアラブルデバイスと睡眠測定サービスを開発・提供するS’UIMIN社へ出資

 

長瀬産業株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)は、脳波ウェアラブルデバイスとAI技術を活用した睡眠測定サービスを提供する株式会社S’UIMIN(東京都渋谷区、代表取締役社長:藤原 正明、以下「S’UIMIN社」)に出資することを決定いたしました。

S’UIMIN社は、2017年に設立した筑波大学発のスタートアップ企業で、脳波を測定するウェアラブルデバイスと、そこから得られた睡眠データを独自のアルゴリズムに基づきAIで自動解析して睡眠状態を高精度で可視化するサービス「InSomnograf®」を開発・提供しています。脳波測定を活用した睡眠検査は「終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査」が一般的ですが、被験者が検査施設や病院に宿泊し、全身にセンサーや電極を付けて終夜睡眠データを計測する必要があり、被験者の身体的負担や、手動によるデータ解析など検査技師の作業負担などが課題とされています。S’UIMIN社が提供する脳波ウェアラブルデバイスは、対象者自身が自宅で装着可能でありながら、従来のPSG検査とほぼ同等の計測精度※1を実現し、さらに自動解析により解析作業の負担軽減も実現しています。

長瀬産業では、S’UIMIN社への出資を通じて、家電や寝具、食品メーカーにおける製品評価や企業の健康経営ビジネスにおける活用を見据え、BtoB向けの市場も開拓してまいります。

NAGASEグループでは、今後も「化学」や「商社」の枠を超えた「温もりある未来を創造するビジネスデザイ ナー」として、人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会の実現に貢献してまいります。

 

※1:50人の健常者を対象に、脳波ウェアラブルデバイスとPSG検査との同時計測を行い、臨床検査技師によるPSG判定との一致率(一定時間ごと)を比較した結果、平均86.9%の一致率を示した。

(出典)日本睡眠学会第46回定期学術集会抄録((2021年9月):「在宅睡眠脳波計測サービスの開発と健診施設における実証実験」(株式会社S’UIMIN 桶江井 哲郎)、「睡眠脳波のAI自動ステージング」(筑波大学計算科学研究センター 堀江 和正)

 

■ 株式会社S’UIMINの概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105348/202112205249/_prw_PT1fl_9S3CWXeq.png

 

◆本件に関するお問い合わせ先

長瀬産業株式会社 URL:https://www.nagase.co.jp/

<事業に関するお問い合わせ> 

ライフ&ヘルスケア製品事業部 ファーマメディカル部 TEL:06-6535-2327 

<報道に関するお問い合わせ> 

コーポレートコミュニケーション本部 広報・ブランディング室 TEL:03-3665-3640

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