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頻発するゲリラ豪雨や集中豪雨時の移動や経路選択を支援する 通行止めリスク提供サービスを開始しました


 株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村哲己)は、ゲリラ豪雨・集中豪雨時に、雨量予報や浸水リスクなどの水災害発生リスク情報をリアルタイムにマップ上で提供するサービス(RisKma)を提供しています。このたび、このRisKmaサービスに道路の冠水想定箇所や事前通行規制区間での雨量による通行止めリスクを提供するサービスを開始しましたのでお知らせします。
 本サービスは、ゲリラ豪雨・集中豪雨時の的確なルート選択を支援し、移動・物流の到着時刻遅延や車両の冠水事故の未然防止などに有効です。

 近年、ゲリラ豪雨・集中豪雨の発生が頻発するようになってきています。国土交通省の資料※1によると、時間50mmを超える豪雨の発生は、30年前の約1.4倍に増加し、路面冠水の発生も直轄国道だけで年間平均259回となっています。
 当社は、これまでゲリラ豪雨・集中豪雨時の雨量予報や浸水リスクなどの水災害発生リスク情報をリアルタイムにマップ上で提供するサービス(RisKma)を提供しています※2。このたび、このRisKmaサービスに道路冠水想定箇所や事前通行規制区間のデータを組み込み、道路の冠水や雨量による通行止めが発生する可能性(通行止めリスク)を提供するサービスを開始しました。なお、本サービスは当面の間、試行期間として、お申込みがあった法人様等への限定公開(無償)とします。
※1:国土交通省「持続可能な国土幹線道路システムの構築に向けた取組 中間とりまとめ 参考資料」2020.9.25記者発表
※2:株式会社建設技術研究所 RisKma(水災害リスクマッピングシステム)https://www.riskma.net/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108319443-O1-q3vVSP7c

1.通行止めリスク提供サービス内容
(1)全国約4,400箇所の道路冠水想定箇所と約2,800区間の事前通行規制区間を網羅
国土地理院が公表している「重ねるハザードマップ」※3に掲載されている一般道路の「道路冠水想定箇所(全国約4,400箇所)」、「事前通行規制区間(全国約2,800区間)」の情報を網羅しています。さらに、これに掲載されていないものの、各自治体が公表している道路冠水想定箇所や事前通行規制区間の情報も追加しています。
※3:重ねるハザードマップ(国土地理院) https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
(2)基準雨量を超過する降雨が予測された場合に、通行止めリスク情報を提供
36時間先までの降雨予測に基づき、各箇所・区間で時間雨量/連続雨量の基準値を超えると予測された場合に、通行止めリスクありとして、地図上に表示します。

2.今後の展開
本サービスは、当面の間、お申込みがあった法人様等への限定公開(無償)とし、情報提供の方法や精度検証に関して試行運用します。ここで得られた知見をフィードバックさせ、一般公開に向けて取り組んで参ります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108319443-O2-Glu1541p

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108319443-O3-HTbUbObJ

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