お小遣いのキャッシュレス化でお金の価値や知識を親子で学ぼう

2020年9月15日
株式会社GV
まねーぶ

株式会社GV(本社:東京都港区、代表取締役社長:肥田木和弘)が運営する、クレジットカードや電子決済等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、合同会社HAL FP OFFICE 高木典子氏監修のもと、小学生の子供をもつ保護者477人を対象にお小遣いのキャッシュレス化に関する意識調査を実施しました。

■調査背景
キャッシュレスの普及により現金を扱う機会も徐々に減ってきました。子供のお小遣いもキャッシュレス化を検討している家庭も増えているのではないでしょうか。お小遣いのキャッシュレス化は、現金を落とす心配もなく利用状況や履歴などが管理しやすいという安心感がある一方で、お金の使いすぎや小学生にはまだ早いという不安から踏み出せない親も多くいます。
まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、小学生の子供をもつ保護者477人にお小遣いに関する意識調査を行い、キャッシュレス化が進む今の時代におけるお小遣い事情とお金の教育の在り方について、ファイナンシャルプランナーの高木典子氏に考察していただきました。

■調査回答者の属性(n=477) ※小学生の子供をもつ保護者477人
性別  :男性34.0%/女性66.0%
年代  :20代6.7%/30代55.3%/40代36.1%/50代1.9%
子供学年:小学校低学年(1-2年生)47.4%/
     小学校中学年(3-4年生)23.9%/
     小学校高学年(5-6年生)28.7%
職業  :正社員41.9%/契約社員・嘱託社員0.6%/派遣社員1.3%/
     パート・アルバイト18.0%/フリーランス・業務委託4.0%/
     自営業・自由業6.7%/専業主婦(主夫)27.5%
世帯年収:100万円未満1.9%/100万円以上~150万円未満2.1%/
     150万円以上~300万円未満11.3%/300万円以上~500万円未満32.7%/
     500万円以上~700万円未満30.6%/700万円以上~1,000万円未満14.0%/
     1,000万円以上7.3%

■調査サマリー
1.小学生の月のお小遣い額平均値は、低学年499円、中学年954円、高学年1,142円
  実際の使い道は1位「お菓子・ジュース」、親が希望する使い道は1位「書籍(漫画以外)」
2.お小遣いは「現金のみであげている」94%、「キャッシュレスであげている」6%
  現金派の理由は「現金のほうがお金の重みがある」「子供にキャッシュレスはまだ早い」
3.今後のお小遣いに「キャッシュレスを取り入れたい」家庭は3割弱
4.お小遣いをキャッシュレスであげている内、キャッシュレスと現金の比率はおよそ半々ずつ
  キャッシュレスの種類は主に「スマホ決済」の他、「交通系IC」を利用

本調査集計結果は以下から閲覧できます。
URL:https://www.money-book.jp/46449

 
調査1:小学生の月のお小遣い額と使い道
●小学生の月のお小遣い額平均値は、低学年499円、中学年954円、高学年1,142円
 実際の使い道は1位「お菓子・ジュース」、親が希望する使い道は1位「書籍(漫画以外)」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009144325-O1-65DVc7cC】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009144325-O2-ZY9bSvpF
小学生の子供をもつ保護者に月のお小遣い額について調査したところ、低学年(1-2年生)では「0円(お小遣いなし)」が46.9%と半数近くを占め、次いで「~500円」19.9%、「~1,000円」15.0%となり、平均値499円でした。中学年(3-4年生)では「0円」が3割程度に減少、次いで「~500円」28.9%、「~1,000円」25.4%となり、平均値954円でした。高学年(5-6年生)では中学年と同様に「0円」が3割程度でしたが、「~1,000円」28.5%、「~3,000円」21.2%と金額が上がり、平均値1,142円という結果でした。

お小遣いの使い道については、実際の使い道1位は「お菓子・ジュース」286人、2位「漫画」149人、3位「おもちゃ」130人という結果に対し、親として希望する使い道の1位は「書籍(漫画以外)」191人、2位「文房具」178人、同率2位「お菓子・ジュース」178人となり、親子の意識にギャップが見られる内容でした。

お小遣いの使い道に対する親としての想いや使い方のルールについて、本調査で寄せられた声をご紹介します。
【お小遣いの使い道に納得の声】
・決まった金額の中で上手にやりくりできるようになるためのお小遣いなので、実際の使い道については特に何も感じていない。(20代女性/子供学年:小学校低学年)
・親としては漫画ではない書籍を買って読んで欲しいですが、自分も子供のころ漫画が一番好きだったので仕方がないのかなと思っています。子供のお小遣いなので好きに使ってもOKだと思っています。(40代女性/子供学年:小学校高学年)
・親が指示するのではなく子供の意思で買い物をさせたい。無駄遣いをしてから他に欲しいものが見つかって後悔するなどの失敗も経験しながらお金を計画的に使うことを学んでほしい。(50代女性/子供学年:小学校高学年)

【お小遣いの使い道に不満の声】
・親としてはお小遣いをもらったら計画的に使って欲しいと思いますが、子供は欲しいものがあればすぐに使ってしまい、月末にはなくなってしまうことが多いので、我慢を覚えて欲しい。(40代女性/子供学年:小学校高学年)
・お小遣いを渡すとすぐゲーム関係に使いたがります。親は貯金してほしいのに、それを言うとお金は使うためにある、使わなかったら持っている意味がないと言い、諭すのが難しいです。(40代女性/子供学年:小学校高学年)
・無駄遣いはしていないが、同級生との会話の中でお小遣い額の差があったようで、子供が今の金額に不満を感じている様子がある。(30代男性/子供学年:小学校高学年)

【お小遣いの使い方のルール】
・小学1年生から100円、今は2年生なので200円渡しています。足りない分は家の手伝いなどしてもらってバイト代として渡しています。(30代女性/子供学年:小学校低学年)
・貯金箱を2個用意し、お小遣いをもらったら貯める用と使う用の貯金箱にそれぞれ分けることをルールにしています。貯める用の貯金箱に入れるお金は最低でももらった金額の10%と決めています。(40代女性/子供学年:小学校中学年)
・使った後は必ずお小遣い帳を記入させます。お金は貯金箱に保管させ、管理は自分で行わせています。何に使ったかは必ず報告させ、出来ないと次回のお小遣いは無しと決めています。(40代女性/子供学年:小学校高学年)

▼ファイナンシャルプランナー高木典子氏 考察
お小遣いの金額はいくらにするか悩む方も多いでしょう。お小遣いは年齢で決めるものではなく、お小遣いの範囲で何を買うかで決めるものです。お菓子やジュースだけなのか、漫画や書籍も購入するのか、一部を貯めて大きな買い物をしたいのかで必要な金額は変わってくるはずです。周りと揃える必要はありません。子供とよく相談をして買う範囲とそれに応じた金額を決めることが大切です。

 
調査2:小学生へのお小遣いのあげ方(現金・キャッシュレス内訳)
●お小遣いは「現金のみであげている」94%、「キャッシュレスであげている」6%
 現金派の理由は「現金のほうがお金の重みがある」「子供にキャッシュレスはまだ早い」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009144325-O3-1P82mXv2
お小遣いのあげ方については、「現金のみであげている」94%、「キャッシュレスであげている(現金併用含む)」6%となり、お小遣いにキャッシュレス化を取り入れている家庭は少数となりました。
現金派の理由として、1位「現金のほうがお金の重みがある」196人、2位「子供にキャッシュレスはまだ早い」149人、3位「キャッシュレスは使いすぎてしまう」37人と続き、現金への根強い安心感が見受けられます。
対してキャッシュレス派の理由として、1位「利用状況や履歴が管理できる」8人、2位「現金を用意する手間がない」7人、3位「現金を落とす・無くす心配がない」6人と続き、キャッシュレス決済の利便性からお小遣いに取り入れているようです。

▼ファイナンシャルプランナー高木典子氏 考察
子供は大人が思っている以上にITリテラシーが高く、すぐに使いこなします。キャッシュレスは使いこなせれば非常に便利である一方で、セキュリティ対策をしっかりする必要があります。
子供にはリスクを説明した上で使わせましょう。もしご自身が使ったことがないということであれば、子供に使わせる前にまずはご自身で使ってみてメリット・デメリットを体験することが必要です。キャッシュレス決済でもプリペイド(前払い)方式のものであれば使いすぎることはありません。オートチャージ機能などは外すことができますので、保護者の側でも使い方を理解し、きちんと設定をしてあげれば問題はないでしょう。

 
調査3:今後、小学生のお小遣いに「キャッシュレス」を取り入れたい?
●今後のお小遣いに「キャッシュレスを取り入れたい」家庭は3割弱
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009144325-O4-4kPhoN9k
今後の子供のお小遣いにキャッシュレスを取り入れたいかについては、「取り入れたい」28.9%と3割弱にとどまり、「取り入れたくない」は71.1%という結果でした。

子供のお小遣いにキャッシュレスを取り入れることに対する賛否の意見をご紹介します。
【キャッシュレスを取り入れたい親の意見】
・今後は、現金よりもキャッシュレス決済の利用が多くなると思うので、使い方や便利さを知ってもらうために取り入れたいとは思う。ただ、使いすぎないようチャージ額だけは管理したい。(30代女性/子供学年:小学校低学年)
・親が月の利用額を決めて、子供がそれ以上を使わないように管理をすれば問題はないと思う。手軽で便利なところと、それ故に使い過ぎてしまうという怖さを学んでみてもいいと思う。(30代女性/子供学年:小学校高学年)
・簡単にお金を使えること、お金の重みが感じられなくなる事が懸念されますが、自己管理、セキュリティ意識、お金の教養がつくなどプラス面も考えて取り入れていきたい。(40代女性/子供学年:小学校中学年)
・セキュリティをしっかりすれば現金より心配なく(落としたり盗られたり)持たせられるので安心だと思います。Web上で利用履歴が見られるものだと何を買ったか親も確認できるのでいいと思います。(30代女性/子供学年:小学校中学年)

【キャッシュレスを取り入れたくない親の意見】
・今後キャッシュレスは必要不可欠になっていくとは考えますが、小学生のうちは使いすぎの心配やお金を使ったという実感が湧かないと思うため、まだ早いと思います。(30代女性/子供学年:小学校中学年)
・お金はただの数字ではありません。汗水流して働いたお金です。現金を握りしめて買い物に行ってほしいです。また、計算の勉強になります。キャッシュレスは自分で働いて口座を管理出来るようになってからでも遅くないと思います。(40代女性/子供学年:小学校高学年)
・キャッシュレスは大人でも遣いすぎてしまうのに、子供がきちんと管理できるとは到底思えません。金銭教育は現金に限ります。算数の勉強にもつながりますから。(50代女性/子供学年:小学校中学年)
・キャッシュレスではお金の重みを感じず、ワンクリックで入出金されるので簡単にお金が手に入ると勘違いされてしまいそうで教育に良くないと感じています。(30代女性/子供学年:小学校低学年)

▼ファイナンシャルプランナー高木典子氏 考察
現金でもキャッシュレスでも、そのお金がどこからきているのかを説明することが大切です。もちろん目に見える形のモノがあったほうが子供たちはイメージしやすいですが、今手元にあるお金は、お父さん・お母さんが一生懸命に働いて得たお金なのだということを理解させましょう。
お金の流れを理解することは、現金と現物をその場で交換するだけという単純なことではないこれからの時代に生きていく子供たちには必要な知識なのではないでしょうか?

 
調査4:小学生のお小遣い中のキャッシュレス比率と種類
●お小遣いをキャッシュレスであげている内、キャッシュレスと現金の比率はおよそ半々ずつ
 キャッシュレスの種類は主に「スマホ決済」の他、「交通系IC」を利用
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202009144325-O5-Aw2rEeQY
お小遣いをキャッシュレスであげている内、キャッシュレスと現金の比率(お小遣いの合計を100とした平均値)については、キャッシュレスが53.3%と現金よりも若干多いもののおよそ半々ずつという内訳でした。
お小遣いに利用しているキャッシュレスの種類では、「スマホ決済(QRコード・バーコード)」が10人であり、主に「PayPay」や「LINE Pay」の決済サービスが利用されています。
次いで「電子マネー(交通系・流通系ICカード)」が8人と続き、「Suica」や「PASMO」といった交通系ICを中心に、「nanaco」や「WAON」など流通系ICの利用もみられました。

子供へのお小遣いにキャッシュレスを取り入れている家庭の意見をご紹介します。
・還元キャンペーンもあり、数あるキャッシュレス決済サービスの中でも利用できる店が多く、子供にも使いやすいためお小遣いとして渡しています。(20代女性/子供学年:小学校低学年/PayPay)
・たまに現金で渡すこともありますが、キャッシュレスは限度額に達すると使用不可になるので、困るのは私ではなく無駄遣いした子供になるし、キャッシュレス決済のセキュリティや紛失に関するリスクも教えています。子供なりにスマホの持ち歩きにはちゃんと気をつけているようです。(40代男性/子供学年:小学校高学年/LINE Pay)
・将来的にキャッシュレスが当たり前になると思うので利用方法を学習させるために渡しています。通学時に使用する定期券にお小遣いとして入金していますが、限度額があるので使いすぎませんし、現金をなくす心配もないです。(30代女性/子供学年:小学校低学年/Suica)

▼ファイナンシャルプランナー高木典子氏 考察
PayPayまたは交通系(Suica/ICOCA・PASMO)といった使える場面が多い決済方法を選択されている家庭が多いようですが、子供たちが使いたいところで使えないとお小遣いとして成り立ちません。用途に合わせて現金とキャッシュレスを併用することも考えましょう。
キャッシュレス決済は、スマホ上で何に使ったかわかるため便利です。しかし、子供のお小遣いは「お金の管理の練習」でもあります。何に使って足りなくなってしまったのか、どんな無駄使いをしてしまったのか反省して翌月に活かすためにも、現金のお小遣いと同じように自分の手で記録することが大切です。
大人の失敗は金額が大きく取り返しのつかないことになりかねませんが、子供の小遣い程度であれば失敗しても少額で済みます。お小遣いのあげ方に正解はありません。キャッシュレスも少額から試してみて、難しそうだったらその時は一度やめて少し成長したらまた試してみるのでも良いでしょう。その時々、その子にあったお小遣いのあげ方を親子で話し合いながら決めてください。

 

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月28日~2020年9月3日
調査対象:小学生の子供をもつ保護者477人
調査監修:合同会社HAL FP OFFICE 高木典子
※調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100とはなりません。
※調査資料は調査期間時点における回答結果に基づいて作成されたものですが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

■会社概要
会社名:株式会社GV( https://www.money-book.jp/company/ )
代表者:肥田木 和弘
所在地:〒108-0071 東京都港区白金台5-11-3
設立日:2008年3月17日

情報提供元:PRワイヤー
記事名:「【まねーぶ調べ】小学生にキャッシュレスはまだ早い?いまどきの子供のお小遣い事情