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人と都市から始まる舞台芸術祭 「フェスティバル/トーキョー19」開催決定!


2019年5月30日



フェスティバル/トーキョー実行委員会



人と都市から始まる舞台芸術祭 

第12回「フェスティバル/トーキョー19」10月5日より開催決定



「からだの速度で」をテーマに

都市でこそ可能な創造と祝祭のかたちを追求する37日間。



フェスティバル/トーキョー(以下F/T)は、2009年の開始以来、東京・日本を代表する国際舞台芸術祭として、新しい価値を発信し、多様な人々の交流の場を生み出してきました。12回目となるF/T19では国内外のアーティストが結集し、F/Tでしか出会えない国際共同製作プログラムをはじめ、劇場やまちなかでの上演、若手アーティストと協働する事業、市民参加型の作品など、多彩なプロジェクトを展開していきます。



オープニングプログラムにおける新たな取り組みとして豊島区内の複数の商店街と協働してつくるパレードを実施予定の他、ポーランドの若手演出家マグダ・シュペフト(資料3)による新作を上演いたします。



2014年から開始した「アジアシリーズ」は、「トランスフィールド from アジア」と形を変え、現在進行形のアジアの舞台芸術やアートを一カ国に限定せず紹介します。2年間にわたるプロジェクトのドキュントメント『Changes(チェンジズ)』は続編を上映予定です。



なお、参加アーティスト情報は6月中旬、プログラムの詳細は7月中旬に発表いたします。



開催概要                                               

名 称: フェスティバル/トーキョー19  Festival/Tokyo 2019

会 期: 令和元年(2019年)10月5日(土)~11月10日(日)(予定)37日間

会 場: 東京芸術劇場、あうるすぽっと、シアターグリーン ほか ※内容は変更になる可能性がございます。



フェスティバル/トーキョー(F/T)は、同時代の舞台芸術の魅力を多角的に紹介し、新たな可能性を追究する芸術祭です。2009年の開始以来、国内外の先鋭的なアーティストによる演劇、ダンス、音楽、美術、映像等のプログラムを東京・池袋エリアを拠点に実施し、305作品、2221公演を上演、69万人を超える観客・参加者が集いました。「人と都市から始まる舞台芸術祭」として、都市型フェスティバルの可能性とモデルを更新するべく、新たな挑戦を続けています。 



主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会

豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、

東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、

東京芸術劇場・アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕

「トランスフィールド from アジア」共催:国際交流基金アジアセンター 

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905306984-O8-yzR5r959



令和元年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(豊島区国際アート・カルチャー都市推進事業) 

フェスティバル/トーキョー19は東京芸術祭2019の一環として開催いたします。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905306984-O7-ndD7yUMD

フェスティバル/トーキョー19は東アジア文化都市2019豊島と連携して開催いたします。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905306984-O9-Z6baydLr



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905306984-O6-BkYtE60J



ディレクターズ・メッセージ 



からだの速度で



からだの速度というものがあります。

わたしたちはこの数世紀(または遙か古代から)、速さを求めてきました。いかに速く移動するか、いかに早く知るか、いかに早く手に入れるか。その欲望の絶え間ない追求の結果、高速化・効率化が進み、生活が便利になったのは間違いありません。



しかしその一方、ますます加速する世界に対して、からだが悲鳴を上げているのも確かです。この数年にかぎってみても、情報の速度はさらに上がり、つられて感情のレスポンスだけは一瞬で噴き上がるようになったけれど、それに比べて、わたしたちのからだの速度は、おそらくほとんど変わっていません。物理的・物体的なからだには、移動するにも、成長するにも、やっぱりかかる時間があります。



では遅くすればいいのか。そんな単純な話でもないはずです。とくにこの東京という巨大都市で、すべてをスローにしようというのは、それはそれでナンセンスです。そもそもわたしたちのからだの速度も一様ではありません。速いときもあれば遅いときもある。幼いからだもあれば老いたからだもある。そこにさらに、人ではないもの、からだのないものの速度が加わって、無数の速度のバリエーションとグラデーションの共存する複合体として、この巨大都市はある。



パフォーミングアーツは、物体として残る作品をつくるジャンルではないけれど、からだの速度で、からだから生まれてくるものを通して、わたしたちの生を見つめます。つかのまでも、そんなパフォーミングアーツによって、都市を構想できないものか。フェスティバルはそのための時間です。





ディレクター 長島 確・共同ディレクター 河合千佳





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905306984-O2-J79trSQY



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