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国宝・王冠型土器  陶による高精細レプリカ完成


4月8日



大塚オーミ陶業株式会社



国宝・王冠型土器 陶による高精細レプリカ完成



大塚オーミ陶業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:大杉栄嗣、以下「大塚オーミ陶業」)は、国宝・笹山遺跡王冠型土器(指定番号15)の陶による高精細レプリカを完成させました。

このレプリカは、「手で触れることができる国宝」として有効活用し、国内外に広く縄文文化を発信していきたいという十日町市の思いを受け、製作したものです。

十日町市が保有する国宝のレプリカを当社が製作したのは、国宝・笹山遺跡火焔型土器(指定番号1)に続き二作目。王冠型土器は、火焔型土器とセットで出土する特徴的な土器ということで、今回のレプリカ製作に至りました。

前回と同様、十日町市と東京国立博物館の共同研究で実施した3次元計測データを活用し、当社でデータ編集・製作。形状、色調だけでなく重量まで実物と同じとなるよう調整し、リアルさを追求したものとなっています。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201904085156-O1-LbW57Zo7

<国宝・笹山遺跡王冠型土器(指定番号15)陶による高精細レプリカ>(2019 大塚オーミ陶業製作)





十日町市において陶による高精細レプリカは、博物館での展示のみならず、成人式などのイベントに活用され、多くの人が身近に触れる機会を創出しています。

文化財保護法の改正から観光立国、地方創生といった施策により文化財の積極的な利活用が推進される近年、陶による高精細レプリカは、実物は保存しながらも多くの人への公開を可能とし、その文化的価値や魅力を国内外へと広く永続的に伝える役割を担っています。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201904085156-O2-3AZ1T5HT

<国宝・笹山遺跡火焔型土器(指定番号1)陶による高精細レプリカ>(2018 大塚オーミ陶業製作)





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201904085156-O3-7bq7dX2g

<レプリカの活用事例1> 十日町市 成人式での展示(2018)



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201904085156-O4-33sehtv5

<レプリカの活用事例2> 東京国立博物館での展示(2018)

(参考:https://www.ohmi.co.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1533720373





【製作に至る経緯】

大塚オーミ陶業は、世界の名画を原寸大で陶板により再現した「大塚国際美術館(徳島県)」(http://o-museum.or.jp/)に代表されるように、半永久的な耐久性を有する陶板により、芸術作品・文化財を精密に複製し、本来の美術的価値を味わえるものづくりで文化・芸術の伝承に貢献してきました。

陶板による文化財の保存・公開・活用のあり方を主体とした事業展開を進める中、2010年、文化庁の依頼を受け、キトラ古墳・装飾壁画内部を実寸大の陶板で複製し、質感や触感までも再現する初の試みとして各方面で注目されました。この取り組みで新たに開発した技術は2015年に特許を取得し、2018年には、「第7回ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞を受賞。(参考:https://www.ohmi.co.jp/winning/

これまでの陶板による文化財の複製を活用した保存・公開への取り組みが評価され、前回の国宝・火焔型土器(指定番号1)の高精細レプリカの製作に続き、今回、国宝・王冠型土器(指定番号15)の製作・完成に至りました。



【国宝・王冠型土器 高精細レプリカについて】

モデル:国宝・笹山遺跡 王冠型土器(指定番号15)

高さ:27.2㎝

重量:2.6㎏

データ編集・製作:大塚オーミ陶業



【国宝・王冠型土器 高精細レプリカ展示】

日時:4月9日から 午前9時~午後5時

場所:十日町市博物館 ロビー





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