睡眠や体内リズム研究の専門家による『目覚め方改革プロジェクト』設立
目覚め方改革プロジェクト
体内リズムが乱れている人の多くが「目覚め」に問題を抱えていることに注目!
スッキリとした目覚めでイキイキとした毎日を
睡眠や体内リズム研究の専門家による『目覚め方改革プロジェクト』設立
WEBサイト も8月29日(水)オープン
睡眠の重要性に対する認知を高め、健康で活動的な毎日を過ごせる環境を作ってほしいという想いから、このたび、久留米大学 医学部神経精神医学講座 内村 直尚 教授を中心に、睡眠や体内リズム研究の専門家が集まり、『目覚め方改革プロジェクト』を立ち上げることになりました。
世界的にも睡眠時間が短いとされる日本において、社会全体が昼夜を問わず動き続ける中で、真っ先に削られるのは睡眠時間であることから、多くの人が睡眠不足のほか、その質やリズムに不安を抱えています。
【久留米大学 医学部神経精神医学講座 内村 直尚 教授 のコメント】 良く眠れるかどうかは誰にとっても重要です。自らの健康を維持するためだけでなく、働く世代にとっては、生産性と安全性を確保する上でも適切な睡眠は欠かせません。寝不足を返上しようと、休日に“寝だめ”すると、かえって「体内リズム」にズレが生じてしまいます。『現代人の睡眠と目覚めに関する意識調査』※1 では約4割の人が休日に寝だめをしており、「体内リズム」が乱れている人の約6割がすっきり目覚められていないという結果がみられました※2 。睡眠は翌日の活力をもたらす大切な役割を担っています。体内リズムを整え、心地よく目覚めるという新しい睡眠の概念がこのプロジェクトによって、多くの方に認知されることを願っています。
当プロジェクトでは、睡眠においてこれまであまり注目されてこなかった「目覚め方」という新しい視点から「体内リズム」の大切さに着目。睡眠のリズム・質・量の観点から、健康的でイキイキとした毎日を過ごすための情報発信のプラットフォームとしてWEBサイト「目覚め方改革プロジェクト」をオープンします。WEBサイトでは、自身の睡眠習慣を“位相(リズム)”“質”“量”の3点から把握するチェックシートやスッキリ目覚めるためのメソッド、社会的時差ボケといわれているソーシャル・ジェットラグ※3 についてなど、目覚め方および体内リズムを整えることの重要性の啓発を目的とした情報を随時発信してまいります。
※1 「現代人の睡眠と目覚めに関する意識調査」2018年実施、大塚製薬調べ
※2 別紙「参考資料」参照
※3 仕事など社会的制約がある平日の睡眠と、生物時計と一致した制約のない休日の睡眠との差によって引き起こされる、
平日と休日の就寝・起床リズムのズレ
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808287319-O1-2k1lt37d 】
【概要】名称:目覚め方改革プロジェクト
設立:2018年8月29日(水)
目的:目覚め方および体内リズムを整えることの重要性を啓発する
プロジェクトメンバー:内村 直尚(久留米大学 医学部 神経精神医学講座教授)
駒田 陽子(明治薬科大学 リベラルアーツ 准教授)
岡島 義 (東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授)
協力:株式会社アミノアップ化学/大塚製薬株式会社/
特定非営利活動法人健康経営研究会/株式会社バスクリン ※五十音順
活動内容:
・情報発信のプラットフォームとして、WEBサイト「目覚め方改革プロジェクト」 を開設および運営
・睡眠や体内リズム研究の専門家から「目覚めと体内リズムの重要性」に関する情報を発信
〔プレスリリース、コラム(WEBサイト内月1回更新予定)、セミナー開催など〕
【プロジェクトメンバー 略歴】プロジェクトリーダー
内村 直尚 (うちむら なおひさ) / 久留米大学 医学部 神経精神医学講座教授
久留米大学医学部卒業。久留米大学大学院医学研究科修了(医学博士)後、Oregon Health Science University 留学。久留米大学医学部神経精神医学講座 講師、准教授を経て、2007年4月より久留米大学医学部神経精神医学講座 教授。2011年4月~2013年3月久留米大学病院 副院長。2012年4月より久留米大学高次脳疾患研究所所長兼務、2013年4月より久留米大学医学部長を務め、2016年10月より同大副学長兼務。
駒田 陽子 (こまだ ようこ) / 明治薬科大学 リベラルアーツ 准教授
早稲田大学 文学部 心理学専修 卒業。早稲田大学大学院 人間科学研究科 博士課程修了・人間科学博士。日本学術振興会特別研究員、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所特別研究員、東京医科大学 睡眠学講座 准教授 などを経て、2017年より現職。
岡島 義 (おかじま いさ) / 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科 准教授
日本大学文理学部心理学科卒業。北海道医療大学大学院心理科学研究科博士課程修了(博士〔臨床心理学〕)。公益財団法人神経研究所附属睡眠学センター研究員、東京医科大学睡眠学講座兼任助教、医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木 主任心理士、早稲田大学人間科学学術院助教などを経て、2018年より現職。
【目覚め方改革プロジェクト WEBサイト】開設日:2018年8月29日(水)
URL: http://mezame-project.jp/
コンテンツ:
・体内リズムの乱れを正す 目覚め方改革
・睡眠が体と心を作る 睡眠は最高のセルフメンテナンス
・体内リズムの重要性(体内リズムとは/ソーシャル・ジェットラグとは)
・現代日本人の睡眠の実態
・朝スッキリ目覚め術
(睡眠習慣を把握する 3DSSチェックシート/スッキリ目覚めのメソッド)
・意外と知らない体内リズムのこと 目覚めスッキリコラム ※月1回更新予定
・プロジェクトについて
<コンテンツ例>
■睡眠習慣を把握する 3DSS(3次元型睡眠尺度)チェックシート
個人の睡眠習慣を“位相(リズム)”“質”“量”の3点から把握することができるチェックシートを掲載。
15項目の質問に回答すると、3DSSチェックシートによる結果が表示されます。
監修: 松本 悠貴(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808287319-O4-RD0XJcLu 】
<睡眠型の分類>
3次元評価に基づく睡眠型の分類には、下記の8パターンがあります。
「良好型」「不規則型」「質低下型」「短眠型」「不規則・質低下型」
「不規則・短眠型」「質低下・短眠型」「不良型」
※「現代人の睡眠と目覚めに関する意識調査」概要・結果に関してはプレスリリース内「参考資料」をご確認ください※
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