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群馬県産食材がイタリア食の国際会議、 イデンティタ・ゴローゼで大好評を得ました。


2018/04/03



群馬県



~群馬の農産物と世界のトップシェフの創造性が生み出す「未来の食」の提案「Future Food Lab」~



群馬県は、イタリアのイデンティタ・ゴローゼが主催する、世界のトップシェフや厳選された食材メーカーが集う国際会議「イデンティタ・ミラノ2018」に、日本の自治体として初めて、出展し、欧州への輸出が拡大している「上州和牛」、欧州で認知度が高まっている「こんにゃく」を、食の専門家である来場者へ提案しました。



県のブースでは、上州和牛カタロースのカッティングを披露し、食材自体の魅力を発信しました。さらに、イタリアで活躍するトップシェフが群馬県食材を使い、イタリアなどで受け入れられやすいよう開発したメニューの試食提供を行いました。結果、3日間の出展で5,700食あまりの試食を提供し、期間中、取引の可能性のある商談を多数実施することができました。



群馬県は、今後も世界の人びとに群馬の農産物や食品を、新たな発見をもって食べていただけるよう、「未来の食」の提案「Future Food Lab」を展開していきます。



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(イデンティタ・ミラノ2018出展概要)



会期:2018年3月3日(土)~5日(月)

会場:Milano Congressi(イタリア)

ブース:12㎡(D 3m x W 4m)

コンセプト:Future Food Lab

- 群馬県の食材と、世界のトップシェフとが未来の新たな食を創造していく

コンテンツ:

・上州和牛カタロースのカッティング披露

・新森シェフによる試食提供(上州和牛、こんにゃく)

・テリーシェフによる試食提供(上州和牛、こんにゃく)

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欧州への群馬県産農畜産物輸出拡大に向けた、群馬県によるこれまでの取り組み



群馬が誇る上州和牛は、2014年5月の輸出解禁後、国内で最初に欧州へ輸出されてから、着実に輸出が続いています。輸出される部位の多くは、ステーキとして一般的なサーロイン、ヒレ、リブロースですが、県では、輸出をさらに拡大するため、比較的価格が抑えられるカタロースのカット方法の普及に努めています。

また、こんにゃく製品の原料であるこんにゃくいもは、国内の9割以上を群馬県産が占め、県の主要農産物の一つとなっています。しらたきなどのこんにゃく製品は、欧州では健康食品の一つとして流通していますが、県の提案により、今年1月からイタリアの大手給食サービス会社が運営する複数のレストランやオンラインデリバリーサービスのメニューに、県産のしらたきが取り入れられ、現在も展開が続いています。



県では、2015年10月のミラノ国際博覧会出展以降も、欧州での人的ネットワークの構築に努めており、2016年11月には、イデンティタ・ゴローゼが推薦する5人のトップシェフによる「上州和牛」「こんにゃく製品」を使った創作メニューを披露しました。世界のトップシェフの手により、日本の食材から新たな料理が生み出される可能性を確認することができました。

さらに、2017年11月には、イタリアで活躍するトップシェフらを県内に招き、生産者や事業者と意見交換を重ねました。この群馬県を訪問したトップシェフが、「上州和牛」「こんにゃく製品」から新たな発想の料理を考案し、今回の「イデンティタ・ミラノ2018」において、世界各地から集まる来場者へ披露しました。





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