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利上げ継続懸念が後退した米国の株高に続けるか【今週の日経平均を考える】


先週の動きをまとめると、

日経平均株価はダブルトップ形成した後のETFの分配金拠出に伴う売りが一巡し、上昇かと思われ

米CPIとPPI発表での上昇率の鈍化で、インフレが高止まりとなったとの思惑から、利上げ継続懸念が後退

FRBは7月までで、利上げを止めるのではないか?との見方が強まって、ドルが売られて大きく円高に振れた

米国主要指数が上昇する中、日経平均は円高の波に押され、上値の重い展開となっています。

連休明けに買いが入るのか気になるところです。

25日26日がFOMC、27日28日が日銀政策決定会合と重要イベントが控えています。

夏休みに入る前に建玉をどうするのか、今からしっかり整理整頓していきましょう。

今週の日経平均を考える

上昇トレンド中の押し目を迎えての週末入り。これは押し目か、転換か【今週の日経平均を考える】

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、下向きから横向きとなって週末入りしています。

25日線は、月曜日に若干下向きになりましたが、以降、見た目は横向きですが、実質上向きとなっています。

75日線は、引き続き上向きで推移しています。

並び順は、25日5日75日の並び順で、上昇トレンドの終わりとなっています。

4月11日以来、久しぶりに並び順が変化しました。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、2万8542円処を推移しています。

トレンドライン

6月27日の終値3万2500円処が意識され、7月14日金曜日も上値抵抗ラインとして機能していました。

このラインを上抜けて、今度は下値支持として機能できるのか注意深く見ていきましょう。

6月14日23日26日27日、7月12日の斜めに引いたラインが下へのトレンドとなっています。

これに平行に引いたラインを7月3日から引くと上値抵抗ラインとなりそうです。

一目均衡表

金曜日には4月3日以来の基準線と転換線の交差をしてからの週末入りとなり、弱さが見えています。

下には雲が迫っているため、この雲の上限を推移できるのか、連休明けの動きに注目です。

遅行線が日々線の下に入りそうで、このまま下を推移すると、しばらく上に日々線が壁となってしばらく上抜けできない位置になっています。

ボリンジャーバンド

1週間を通して-1σから-2σそしてまた-1σという推移となりました。

7月12日に-2σ到達後、バンドは横向きで波打ちが見られるため、この先横ばいの展開も想定されます。

スローストキャスト

売られすぎゾーン到達後、7月12日にクロスし、売られすぎゾーンを上へ向かいそうな位置で週末入りしています。

ここから買われすぎゾーンまで上昇していけるのか注目です。

MACD

MACDは0ラインを割ってきて、シグナルも0ライン近辺です。

ここで株価が横ばいの動きとなるのか、そして0ラインの上か下か、トレンドはどちらへ向かうのか見ていきましょう。

次回の新月は7月18日、満月は8月2日です。

総合判断

今年の3月から続いていた上昇トレンドについては一旦終焉となり、ここから新たなトレンドは始まるのかといったところです。

決算発表シーズンで、減益決算や織り込み済みからの株価下落が目立ってきています。

夏は参加者が減ってトレンドが一方通行になりやすいです。

しっかり出来高も確認して、下落なのか押し目なのか、そして節目を上抜けた本物の上昇なのかなど、確認していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)

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