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米雇用統計を受け株高へ、更なる上昇トレンドとなるのか【今週の日経平均を考える】


先週の日経平均株価は1990年7月以来、約33年ぶりの高値更新となりました。

米政府の債務上限問題を巡り、どうなるのかと株価も上下動き、合意に至り更に米雇用統計ではとても強い結果となりました。

賃金の上昇は緩んだということで、株価は上昇し、ナスダックは1年2か月ぶりの高値となりました。

リスクオンとなり株高へ進んでの週末入りとなっています。

日経平均株価も週明けには3万2000円が意識されるところで、このまま更なる上昇トレンドとなるのか6月相場も面白い展開を期待したいです。

今週の日経平均を考える

【米国株は2023年以降どうなる?】今後も米国株の上昇が期待できる4つの理由

チャート分析

それでは、チャートを細かく見ていきましょう

日足の移動平均線

5日線は、上向きで、月火は5日線の上を、水木は5日線の下を、そして金曜日には5日線の上で一週間を終えています。

25日線は、引き続き上向きで推移しています。株価とも乖離しています。

75日線は、上向きで推移し、2万8500円を超えてきました。

並び順は、5日25日75日の並び順で、引き続き安定上昇の並び順となっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、2万7847円処を推移しています。

トレンドライン

引き続き意識されるラインとして、3月16日、4月6日7日、4月27日の斜めのラインと平行したラインで、3月9日から引いたところが現在進行中の上値抵抗ラインとして機能しています。

木曜日高値3万1185円と金曜日安値3万1257円と窓が開きました。

下はこの窓埋めが意識されるところです。

一目均衡表

基準線と転換線が横向きで推移しています。

高値更新すると、上向きへと変化するところです。

遅行線は相変わらず青天井の状態で、何の邪魔がなくどんどん上へ行くことができる位置です。

あえて下に抜ける箇所を探すと、13営業日後の5月17日18日の窓をすり抜ける箇所があります。

上値メドとして意識されている計算式で、E値が3万1807円なので、月曜日にはここを超えてくる可能性がある為、しっかり確認していきましょう。

ボリンジャーバンド

+2σと+1σの間を行ったり来たりしている状態です。

バンドはすべてが上向きで、とても強い上昇示唆となっています。

このまま+1σと+2σで行ったり来たりと強い上昇を見せていくのか注目です。

その場合は+1σで買い+2σで売りというパターンが出来上がります。さてどうなるでしょうか。

スローストキャスト

4月14日に買われすぎゾーンに到達してから、1か月半以上、買われすぎゾーンを推移しています。

これは、とても珍しいことで、過去を遡ってもなかなか長期間買われすぎゾーンに停滞していることはありません

2017年9月から11月が約2か月間の買われすぎゾーンという場面がありました。

この間の株価は3537円の上昇となっていて、現在と照らし合わせると、2023年4月14日の安値2万8282円から3637円を足すと3万1819円となります。

MACD

水曜日から陰転しましたが、金曜日には「再度ゴールデンクロスするか?」というところで週末入りしています。

ここで再度好転すると、引き続き上昇トレンド継続となります。

月のアノマリーですが、6月4日が満月でした。

満月や新月はトレンド転換として意識されるところですので、ここまでの上昇トレンドが更に強くなるのか、それとも上昇トレンドから変化するのか、気にしてみていきましょう。

次回の新月は6月18日、満月は7月3日バックムーン。

総合判断

パラボリックが好転して週末入りしていますので、月曜日に上となると、また強い上昇トレンドが続く展開となります。

上値メドは3万1807円から3万3000円処を目指す展開になるのか、それともFOMCで予想外の展開となるのか、見ていきたいところです。

押し目待ちに押し目なしといった相場がどこまで続くのか、ネガティブに反応がでてきた時には気を付けたいところです。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)

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