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【高校受験】これだけかかった! 塾選びや夜食、模試の代金まで費用を公開


高校受験は、子供の進路を決める重要なイベントです。

親としては希望の進路に進んでほしいと願いつつも、多額の受験費用に頭を悩ませることも。

私自身も、この冬に息子の高校受験というイベントを初めて体験しました。

今回の記事では塾費用、生活費、受験料など、かかった費用をわかりやすくまとめています。

受験に向けて、親子で準備を進めている方はぜひ参考にしてください。

高校受験

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塾選び

塾選びは高校受験において最も大きな選択です。

いつから塾に行かせるか、どのくらいの塾に行かせるか、個別か少人数制か、など数々の選択の中から「自分が出せる費用」とのバランスを見て決めていきます。

授業料

授業料は塾によってかなり変わってきます。

授業料の中にはテキスト代、小テスト代、施設使用料などが含まれています。

筆者が塾選びで一番重要視した部分は

「年間を通して大きな変動がなく予測がつきやすい」

「近隣の塾と比べて費用が抑えられつつ、欲しい勉強ができるかどうか」

でした。

近隣で候補は個別指導塾のA塾、クラス制指導のB塾です。

・ A塾は個別指導で3教科5万円/月、5教科6万円/月

・ B塾はクラス制で3教科3万円/月、5教科4万円弱/月

個別指導の方がきめ細やかに勉強を見てもらえますが、費用が高いのでB塾を基準に選ぶことに。

B塾のほうが地域密着型で近隣校の受験ノウハウに強いというのも魅力でした。

筆者のように第一子で受験に関するノウハウが少ない場合は、そういったこともじっくり相談に乗ってくれる塾を選ぶのも大切なポイントです。

わが家は3教科3万円の月が7か月、4万円の月が4か月で塾の授業料の合計は37万円です。

夏期、冬期講習

塾費用の中でも大きな「夏期講習、冬期講習費用」

B塾では夏期講習は通常授業に入っていましたが、冬期講習は4回2万円の別料金でした。

夏期講習、冬期講習の費用は塾選びの際に参考にしたい金額ですが、塾側が公に公開していることも少なく、実際に入ってみないと出てこない数字でもあります。

できれば先に通っていた先輩ママさんなどから費用感を聞いてみることをおすすめします。

テキスト代

塾で使用するテキストは高額です。塾費用に最初から組み込まれているか、別途購入する必要があるのか最初に聞いておく必要があります。

B塾で使用する教科書の値段を聞いてみたところ「通常授業料に含まれているが、5教科で年間1万5,000円ほどになる」とのことでした。

模試

塾では必須模試と任意で受ける模試があります。

成績を正確に把握するために受験する人数の多い9月〜11月の模試は必ず受ける必須模試でした。

模試で得られるメリットは

・ 成績の把握

・ 受験の空気に慣れる

ことです。

息子の場合は場慣れして欲しいこと、部活の引退が遅く周りよりもスタートが遅れてしまったため、9月〜12月まで毎月模試を受けることに。

模試の料金は5,000円です。4回受けたので2万円となります。

生活費

塾生活で見落としがちなのが夜食や交通費などの生活費です。

塾費用に気を取られていましたが、塾生活が始まるど同時に生活費がグンと上がったと実感しました。

交通費

近隣の塾にすれば通塾する交通費は0円です。

しかし、模試で遠出する際にはそれに応じた交通費が必要になります。

模試会場が遠方の場合は、模試の回数にも影響してくるでしょう。

わが家の場合は平均して、往復1,000円ほどでした。

夜食

塾に行き出すと帰宅時間が22時を超えることが週に何度もあります。

わが家の場合、22時を超えるのは週に4回。

18時前から塾に行き、22時半に帰宅するので夕飯と夜食の二回食事を取っていました

18時の夕飯は家族で食べる普段通りのメニューですが、夜食は軽めにしたかったのでレトルトや冷食がメイン。

夕飯を多めに作ってそのまま夜食にすることも何度かありました。

冷食、レトルト、夕飯増量など、一回300円程度を目安に用意しました。

300円×4回×4週で4,800円/月。毎月約4,800円、食費が上がった計算になります。

塾生活を約1年続けたので、4,800円/月×12か月で5万7,600円です。

もしコンビニや牛丼屋などで夕食をとってもらう場合だと一食が500円以上になることも。

自宅で食事を何度も用意するのは大変ですが、

「夕飯を多めに作って夜食も回す」

「レトルト、パックごはん、冷凍食品を頼って少額で親の負担も減らす」

という方向に持っていくのが一番節約になるかと思います。

安い時にパックごはんを買いだめしておくと、いざお米が足りない!となった時でも慌てず夜食に対応できます。

レトルトはカレーやどんぶりなど、複数選べるようにしておくだけで、息子本人も選ぶ楽しみができたと言っていました。

受験費用

受験費用は公立、私立どちらを受験するかによって金額が大きく変わってきます。

また何回受験するか、受験会場が遠方か近所かによって交通費もかかってくるので注意が必要です。

私立

安い高校で1万円、高い高校で3万円です。

私立高校を何校も受験する、何度も受験する場合は受験料が高額になってきます。

納入時期も願書提出の12月〜1月が多く、受ける高校の受験料は早めにチェックしておきましょう。

筆者は私立を1校だけ受けて、受験料は2万2,000円でした。

受験校までの交通費は往復で約1,000円です。

遠い高校を受ける場合は、受験料以外にも交通費や宿泊施設代などもかかってきます。

公立

公立は全国一律2,200円(佐賀県、福岡県は2,100円)です。

お住まいの受験事情によって、公立高校を受験する回数は変わってきます。

京都では前期、中期、後期と3回の受験チャンスがあります。

平均1回、最大3回受験することが可能です。

わが家は前期と中期を受けたので、受験料は合計4,400円でした。

かかった費用まとめ

わが家が長男の受験でかかった費用

・塾に関する費用 41万円

・生活に関する費用 6万1,600円

・受験料等 2万5,400円

合計 50万3000円

これらが受験する一年間にかかった費用です。

多いか少ないかは近隣の受験事情によって違うかもしれません。

しかし我が家の家計からすると、年間50万を超える費用は「とても大きかった」というのが感想です。

これから受験に挑む方、数年後に受験が控えている方は塾の費用は

「一年間のトータルを塾にあらかじめ聞いておく」

「模試は何回受けるべきなのかをよく考える」

「受験校によっては交通費や宿泊代が必要になる可能性もある」

ということを頭に入れておくと、受験期のお金に対応しやすくなると思います。

高校受験は、親子で初めて受けることも多い、大変なイベントです。

節約できる箇所は節約して、成績アップや快適な塾ライフを送るために捻出するものは割り切って貯めておくなどして準備していってください。(執筆者: 松田 潔子)

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