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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移


【ブラジル】ボベスパ指数 111593.46 -2.52%
7日のブラジル株式市場は、軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2880.32ポイント安(-2.52%)の111593.46で引けた。ウクライナ情勢の悪化、世界経済の減速が引き続き警戒されているようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では8が上昇、82が下落、変わらずは1で売りが優勢。

【ロシア】
休場

【インド】SENSEX指数 52842.75 -2.74%
7日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比1491.06ポイント安(-2.74%)の52842.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同382.20ポイント安(-2.35%)の15863.15で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、4が上昇、26が下落、変わらずは0で売りが優勢。インダスインド銀行、アクシス銀行の下げが目立った。

【中国本土】上海総合指数 3372.86 -2.17%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比74.79ポイント安(-2.17%)の3372.86ポイントと大幅に4日続落した。1月下旬以来の安値水準に落ち込んでいる。


世界経済の先行き不安が強まる流れ。米欧がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わり、時間外取引のWTI原油先物は7日朝方、一時、2008年9月以来の1バレル130米ドル台に高騰した。インフレ高進が個人消費の冷え込み、企業収益の悪化につながると危ぐされている。中国経済対策の期待感などで指数は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を拡大した。中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)は先週スタート。李克強・首相が開幕式で読み上げた「政府活動報告」では、経済の安定成長を重視するスタンスが明示された。


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